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【ソウル聯合ニュース】
ソウル市が地下鉄とバスの初乗り料金を150ウォン(約10円)引き上げると発表したことをめぐり、同市と韓国政府が激しく対立している。
政府はソウル市が25日から実施するとしている料金引き上げについて、
ほかの自治体にも影響を与えかねないなどと批判しているが、ソウル市はこれに反論している。
ソウル市の料金引き上げ計画については、行政安全部が先月29日、物価安定を考慮し、
引き上げの時期を下半期(7~12月)に延期するよう市に求めていた。
これに対し、ソウル市は赤字が膨らんでいることを理由に引き上げを決定した。
ソウル市の引き上げに対しては、企画財政部の朴宰完(パク・ジェワン)長官も3日、
「物価不安心理を刺激し、ほかの自治体の引き上げにもつながりかねない」と批判した。
朴長官の批判を受け、ソウル市は同日、緊急会見を開いて反論。
大邱や大田、光州、仁川、釜山などの自治体が昨年、公共交通料金を引き上げていることなどを挙げ、
「批判は不正確な判断によるもの」と遺憾の意を示した。
ソウル市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長は、公共交通の累積赤字が9000億ウォン(約614億円)に膨らんでいることを挙げ、
「このままでは財政難になる恐れがある」と引き上げに対する理解を求めている。
ソウル市は政府に支援を要請しているが、朴長官は
「すべての費用を政府に求めようとする発想は変えるべきだ」と述べ、受け入れない方針を示唆している。
ソース 聯合ニュース 2012/02/03 21:31 KST
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