12/02/03 12:35:02.50
∞パレスチナ人受刑者家族ら、潘事務総長の車列に靴投げつける
∞「あまりにイスラエル寄り」
∞アラブ圏ではひどい侮辱と見なされる行為
AP通信の報道によると、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が乗った車が2日、パレスチナの
ガザ地区で、デモ隊から靴をぶつけられるという災難に遭った。アラブ文化圏では、靴を投げる
行為はひどい侮辱と見なされる。
潘事務総長は同日、イスラエルとガザ地区を結ぶエレツ地域の路上で、イスラエルの刑務所に
収監されているパレスチナ人受刑者の親戚約40人に取り囲まれた。デモ隊は、英語やアラビア語
で「潘基文、あまりにイスラエルびいき」と書かれたプラカードを持ち、人間の鎖を作って潘事務総
長の車列の移動を阻止しようとした。パレスチナ人デモ隊のうち2人は、潘事務総長が乗った車に
向けて靴を投げつけた。AFP通信が報じたところによると、潘事務総長はその後、パレスチナの
武装組織ハマスの保安要員の支援を受け、ガザ地区に入ることができたという。ガザ地区はハ
マスが統治している。
パレスチナ人受刑者家族のスポークスマン、ジャマル・パルワナ氏は「潘事務総長は、イスラエル
の刑務所にいるパレスチナ人受刑者の釈放のため、より多くの努力を傾けなければならない。事務
総長がなぜ、パレスチナ人受刑者の家族と会うことを避けるのか疑問だ」と語った。イスラエルの
刑務所には、現在およそ7000人のパレスチナ人受刑者が収監されているが、ガザ出身の受刑者
は2006年以降、家族と面会ができずにいる。
イ・ソンウォン記者
ソース:朝鮮日報日本語版 2012/02/03 08:30
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