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○韓国株：外国人の買い越し、1月は過去最高
ソウル株式市場で、1月の外国人による買い越しが過去最高の6兆3000億ウォン
（約4260億円）に上った。これまでの過去最高は、2009年7月の5兆9000億ウォン
（約3990億円）だった。外国人は直近の10営業日で1営業日を除き、韓国株を
買い越した。証券業界では、外国人がいつ売りに転じるか分からないという
懐疑的な見方と、買い攻勢が続くという楽観的な見方が交錯している。
懐疑論者は、株式全体に占める外国人持ち株比率が、2008年の金融危機以降の
最高水準となる33％まで上昇した点を根拠に挙げる。1月26日現在で同比率は
33.3％に達したが、08年以降で33.5％を超えたことはない。このため、買うだけ
買ったので、今後は売りが出るとの見方につながっている。
また、外国人の買い注文に占めるプログラム売買の割合が高く、プログラム売りが
いつ出るか分からないという懸念も存在する。
一方、世界の金融市場にあふれる流動性と韓国株の割安感からみて、外国人に
よる買い攻勢が続くとの意見もある。昨年12月に欧州中央銀行（ECB）が実施した
5000億ユーロ（約50兆円）の長期資金供給オペ（LTRO）で株式市場に資金が流入
しているとされるが、ECBが今月、第2次LTROで6000億ユーロ（約60兆円）を市場に
追加供給すれば、韓国株に流入する資金も増えるとの観測がある。
□ソース：朝鮮日報
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