12/01/31 19:31:24.49 HSpnuXIm
空論ではなく、私自身が体験して導かれた情報を再度書きます。
約10年間で合法的なあらゆる素材を数えきれない程斬ってきて、刃こぼれは一度だけで捲れが一回です。
刃こぼれは新刀で古刀と刃を合わせた時、捲れは軍刀で鉄板(約3mm厚)に斬り込んだ時に起こりました。
(他の先輩や後輩の刀が損傷した事は何度か見ていますが…)また特殊な刀身に限って言えば刃こぼれは簡単に起こります。
もの凄く重ねを薄く幅広に造られた刀は巻藁等柔らかい素材なら簡単に斬れますが、3cm以上の青竹などは持ち主が斬ろうとしません。
現代刀の波紋の鮮やかな刀身は本来しなければ成らない制作行程の焼き戻しをしていない可能性があり、
こういった刀はそれこそボロボロ刃がこぼれます。(私の現在の愛刀は新刀期の刀身ですが、
約2年間で巻藁、竹、木材、紙、アルミ缶、薄い軟鉄板、など数千回斬っていますが稽古に支障があるほど斬れ味は落ちていません。
もちろん、刀身の曲がり、刃こぼれすらありません。)
②殺傷能力について
日本刀での「斬る技術を体得熟知している斬り手」によってなら、相手の戦闘能力を失わせる斬りつけ
(頸動脈を斬り上げたり、手首や親指を斬り落したり、足に斬りつけたり…)は不可能ではありません。
即死させなくても戦闘能力を失わせる斬りつけは結構色々在るんですよ。
③刀の強度について
これも斬り手の力量と刀身に比例しますので、下手な斬り手が粗悪品を使用した場合はかなりの確率で刀をダメにしてしまいますが、
日本刀としての平均レベルの刀身を稽古を積んだ斬り手が使用した場合は余程の事がない限り折る様な事は起こりません。