12/01/31 09:26:04.52
ソース（日経トレンディネット） URLﾘﾝｸ(trendy.nikkeibp.co.jp)
韓国最大級の音楽専門チャンネルMnetの音楽授賞式がシンガポールで開かれ、K-POPスターが集結した。その盛り上がりを
現地からレポートする。
2010年に突如過熱した、韓国グループの日本デビュー合戦。11年には、所属事務所や韓国のテレビ局などが、日本のドーム施設
や大型ホールで数々のイベントを開催し、“K-POPブーム”は「聴く」だけでなく、「参加」する娯楽へと、楽しみ方が拡大している。
数あるイベントの中で、業界やファンが、その年に最も人気を集めたK-POPアーティストを分析する要素の一つとして注目している
音楽授賞式がある。韓国のケーブルテレビ局が主催する「Mnet Asian Music Awards」だ。ファンや識者の投票、1年間の
CDセールス、楽曲のダウンロード数などの実績で賞を授与する催しで、前回はマカオで開催された。今回は、他の大型イベント同様、
K-POPブームに沸く日本が候補地となっていたが、震災の影響などで急きょ変更され、舞台は赤道に近い国へ…。
東京から飛行機で約8時間、海外貿易のハブ国家として、目覚しい成長を遂げるシンガポール。11年11月29日、3連タワーの
屋上を巨大客船のような施設で連結したカジノ付き高級ホテル「マリーナ・ベイ・サンズ」では、滞在するスターの出待ちをするアジア
の少女たちの姿が数多く見受けられた。日中は30℃近くまで気温が上がり、毎日、夕立が地面にたたきつける雨期の悪天候にも
かかわらず、ファンの熱気は冷めやらない。
写真＝アジアに積極的に出る動き
URLﾘﾝｸ(trendy.nikkeibp.co.jp)
URLﾘﾝｸ(trendy.nikkeibp.co.jp)
URLﾘﾝｸ(trendy.nikkeibp.co.jp)
URLﾘﾝｸ(trendy.nikkeibp.co.jp)
URLﾘﾝｸ(trendy.nikkeibp.co.jp)
URLﾘﾝｸ(trendy.nikkeibp.co.jp)
URLﾘﾝｸ(trendy.nikkeibp.co.jp)
URLﾘﾝｸ(trendy.nikkeibp.co.jp)
■高級ホテルに韓国歌手が集結
ファンには現地の中華系、インド系などの人々や、インドネシア、マレーシアほか周辺国の女性の姿、もちろん、日本、韓国からも。
アジアにブームを拡大するK-POPの勢いの一端がそこに見えた。
ブームに沸いたのは、ファンだけではなかった。ホテルでの公演前の記者会見では、出演陣に海外メディアから多くの質問が
投げかけられた。そこで、フィリピンやカンボジア、ベトナムほか、アジア各国の記者から共通して出たのが、「いつ（次は、または初めて）、
自国に来てくれるか？」。K-POPを「聴く」より「参加する」イベントとして楽しむ風潮は、音楽がネット上にあふれ、CD販売が日本ほど
強くないアジア諸国では、なお一層顕著な様子だ。
授賞式の会場は、ホテルに近い屋内競技場「シンガポール・インドア・スタジアム」。入場料金は、アリーナのスタンディングと椅子席
の前方で約1万2000円と日本でのK-POP公演の相場とほぼ同様の高額。それでも、約9000席のうち、高額の席は満員。空席は
後方の安価な椅子席でわずかに見られた。
チケットは高くても、SUPER JUNIORや少女時代、2NE1、BEASTら、日本でもデビューしている歌手が共演。各賞のプレゼンター役
のイ・ビョンホンやソン・スンホンなど、俳優も含め総勢30組以上が、事務所やジャンルの垣根を越えて、一挙に登場。ファンには絶好の
機会だ。この“お得感”こそが、日本をはじめ、アジアで、K-POPイベントが、ファンの参加意欲を高める大きな原動力となっている。
（>>2以降に続く）