【経済】「日本はこの期に及んで、まだ技術があるからなんとかなると楽観している」…これからの“新興衰退国”日本を考える[1/30]at NEWS4PLUS
【経済】「日本はこの期に及んで、まだ技術があるからなんとかなると楽観している」…これからの“新興衰退国”日本を考える[1/30] - 暇つぶし2ch1:諸君、ていうかお前ら!? φ ★
12/01/30 22:28:24.12
ソース(週刊現代 2/11号 36ページ~)
URLリンク(online.wgen.jp)
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 毎日毎日、借金の話ばかり。かと思えば、大企業が次々に1万人規模のリストラ。カネもなければ、仕事もない。これが会社なら、
とっくに倒産だろう。ギリシャやイタリアの危機は対岸の火事ではない。残された時間は少ない。なんとかしなければ。

 31年ぶりの貿易赤字に転落―1月25日、財務省は昨年1年間の日本の貿易収支が約2兆4900億円の赤字になったことを
発表した。資源にも国土にも恵まれない日本はいままで外国に商品やサービスを売りまくることで生き延びてきたが、「貿易立国」の座
から滑り落ちたことが明らかになった。

 1月18日、韓国・ソウル市内に立つシェラトンウォーカーヒルホテルにトヨタ自動車の豊田章男社長が同社の戦略車「カムリ」で
乗りつけると、現場は沸いた。ホテルでは新型カムリの発表会が開催されていた。

 韓国紙・中央日報によれば現地では豊田社長の登場が知らされていなかったという。「巨艦」トップのサプライズ訪韓―その背後
に「章男社長の焦りを感じる」というのは全国紙経済部記者だ。

 「韓国での成否が、今後のトヨタを占う試金石になるからだ。カムリは米国で毎年30万台も売れる超人気車種。実は韓国で販売
する新型カムリは日本ではなく、米国工場で生産したものを輸出する。米国産カムリを海外で販売する最初のケースで、円高の直撃
を避ける狙いがあるのだが、これが失敗すればトヨタの海外戦略がつまずく可能性も否定できない。それだけに、章男社長は力が
入っていたのだろう」

 経営者の顔に焦りが滲む。それはトヨタに限った話ではない。

 1月初旬、米ラスベガスで開かれた世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」(CES)では、サムスンやLGが
液晶の「次」として期待されていた有機ELの55型テレビを年内に発売すると発表し、世界中のメディアのまばゆいフラッシュを浴びた。
日本メーカーの技術者も、「画像の美しさに圧倒された」と驚きを隠さなかった。中国勢の台頭も目覚ましく、ハイセンスなど家電大手
がインターネットに繋いで楽しめるスマートテレビを展示し、話題をさらった。

 パナソニックの大坪文雄社長は同会場で「(有機ELテレビの発売を)2015年より早い段階にする」と語ったが、それは「後塵を拝した
日本勢の苦しい前倒し策に過ぎない」(電機業界担当の証券アナリスト)とみられた。

 「同会場に現れたサムスン会長の李健熙氏に『先に進んだ国だと思っていたが、日本は少し力が落ちたようだ』と揶揄されたが、
返す言葉もないのが今の日本の実情だ」(前出・経済部記者)

■トヨタもソニーも格下げ

 元サムスン電子常務で現在は東京大学ものづくり経営研究センター特任研究員の吉川良三氏もこう言う。

 「日本の経営者はこの期に及んで、まだ技術力があるからなんとかなると楽観しているからどうしようもない。経営の失敗を円高の
せいにする経営者も多いが、韓国企業もウォン安で電子部品などの輸入品価格が急上昇し、コスト高に悩んでいるのだから、
状況は同じと考えるべきです。

 それに日本が誇っていた生産性にしても、韓国勢に大きく後れをとっている。特にトヨタが生み出した『カンバン方式』を後生大事に
しているが、この手段は今日のグローバル化時代においてはうまく適応できていない。韓国勢は日本のカンバン方式をIT技術を使って
生産過程にとりこみ、日本より効率良く、高い生産性でモノを作れるようになっている。お客が欲しいものをすぐに手元に運べるという
技術優位性ですでに日本は負けている」

>>2以降に続く)


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