12/01/28 23:20:24.43
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司空壹(サ・ゴンイル)大統領特使が26日夕方(現地時間)、スイスのダボスで開かれた「韓国の夜」行事で挨拶をしている
(資料写真)
「FTAの締結数に劣らないよう、活用率を高めることが重要」
大統領特使資格でスイスのダボスで開かれた世界経済フォーラム(WEF)年次総会に出席した司空壹(サ・ゴンイル)貿易
協会会長は27日(現地時間)、「世界経済の低迷が今年は更に深刻になると予想されるが、韓国の輸出増加率が後退する
ことはない」と述べた。
特使は同日午後ダボスで行われた記者懇談会で「韓国経済の成長率と失業率などの指標を見ると、他の先進国から羨まし
がられている。だからと言って、韓国だけが世界経済低迷のあおりを避けることは出来ない」と指摘した。
特使は、「昨年輸出が20%近く増加して、世界で9番目の1兆ドルクラブ入りを果たした。今年の輸出増加率は7%前後になる
と展望される」とし、「欧州や米国の状況が改善されない場合(輸出増加幅が)減少することはあるだろうが、それでもマイナス
にはならないと思う」と明らかにした。
更に「韓国の貿易は中国の比率が高まってはいるが、米国や欧州だけでなくアジアや中南米などに多角化している」とし、
「一方が厳しいなら、他の所で不足分を補う底力が韓国企業にはある」と強調した。
知識経済部は年初、我が国の昨年の輸出増加率が19.6%を記録し、今年は6.7%増加すると予想した。
特使は、「欧州経済が良くないため、米国はすぐに韓米自由貿易協定(FTA)を締結する必要がある」と強調した。
彼は、我が国が米国・欧州連合(EU)・ASEAN・インドなどとFTAを締結したのが、他の国々の羨望の的となっているとし、「ダボス
フォーラムで出会う多くの人々が、韓国がFTAの中心軸(ハブ)となった秘訣を尋ねてくる」と語った。
しかし彼は、「FTAを多く締結することも重要だが、活用率を高めることが重要だ」と「交易物品の関税項目の分類を調整する
などの方法での利用率を高める方向に行かなければならない」と強調した。
特使は「今年のダボスフォーラムの雰囲気は、ユーロ圏の債務危機と世界経済の低迷の影響で重い」と言いながら「来年はもっと
良くなるだろう」と話した。
一方この日、G20次期議長国メキシコのフェリーペ・カルデロン大統領主宰で開かれた「メキシコG20首脳会議議題準備セッション」
での議論のリーダーとして参加した特使は、2010年にG20首脳会議の準備委員長を務めた経験を伝授した。
特使はセッションで、「70%は既存の課題を継承し、30%は議長国からの新たなアジェンダ(議題)を含めた方が良い」と助言した。
聯合ニュース/韓国語(2012/01/28 08:15)
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