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米調査会社のストラテジー・アナリティクスは26日、2011年10~12月期の高機能携帯電話(スマートフォン=スマホ)の出荷動向
をまとめた。米アップルの出荷台数は前年同期比2.3倍の3700万台に達し、同3.4倍の3650万台だった韓国サムスン電子を抜いて
首位に返り咲いた。スマホ市場では「2強」を軸にした競争が激化している。
図表=スマートフォンの世界シェア
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10~12月期のスマホの世界出荷台数は前年同期比53.9%増の1億5500万台に拡大した。アップルは人工知能を活用した
音声ガイド「Siri(シリ)」を搭載した新製品「iPhone(アイフォーン)4S」が販売をけん引し、シェアが前年同期の16.1%から23.9%
に上昇。2四半期ぶりに首位に立った。
サムスンは高精細な有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)パネルを搭載した「ギャラクシーS2」などの販売を伸ばしたが、僅差で
アップルを下回った。サムスンのシェアは前年同期比12.9ポイント増の23.5%。10~12月期はアップルに抜かれたが、11年通年では
出荷台数が4.1倍の9740万台に達し、フィンランドのノキアを抜いて初の首位になった。
ノキアは11年通年のシェアが前年同期比17.6ポイント減の15.8%に下落した。ノキアは米マイクロソフト(MS)と提携し、MSの
基本ソフト(OS)を搭載した製品を拡充して巻き返しを図る方針だ。ただ、市場ではアップルとサムスンの勢いが増しており、ノキアが
どこまで2強に食らいついていくことができるかは不透明だ。
ソース(日本経済新聞)
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