12/01/28 15:56:21.13
開演時間5分前に、それを告げるアナウンスが流れる。
やがて開演時間を迎えると、開演を告げるブザーが鳴る。舞台には37名からなるオーケストラの一団。
みな着席し、これから行われるライブを、静かに、固唾を飲んで見守ろうとしていた。
クラシックの殿堂、渋谷Bunkamuraオーチャードホール。オペラやバレエにも使われていることが示すように、3階席からなるいわば
「劇場」。
IUのショーケースライブは、そんな状況の中、行われた。
そして、開演してすぐに、今回のライブがオーチャードホールで行われた理由がわかった。まずは声。「3段ブースター」などとも称される
圧倒的な声量は、天井の高いオーチャードホールをものともせず、どこまでも美しく響き渡った。
そして楽曲。オーケストラをバックにした曲というのを普段生で聞き慣れていないだけに、より彼女の楽曲の美しさが伝わった。私は
「YOU&I」が特に好きなのだが(ショーケースでは披露されなかったが)、思えばあの曲は(特に一サビ後の間奏部分)クラシカルな曲調
である。そして何より「Good Day」も。
今回のようなクラシックホールで生歌を聞いてみたい。そんな個性的なアーティスト、いや、歌手が、日本に新たに登場した。
そう感じた。
歌はもちろんだが、この日なにより一番印象に残ったのはIUの人間性だった。どこか気さくで、言動もかわいらしい(「お水タイム!」)。
MCも日本語で行われた。「韓国民の妹」というキャッチコピーは知っていたが、それは何も18才という年齢、そして容姿だけではなく、
みんなから愛されるこのキャラクターによるところも大きいのだと思った。
だから、既に日本にも多くのファンがいる。開演前には「IU」と書かれた大きな紙をボード代わりとして配る女子、そして公演ではIUが
好きだというアニメのキャラクターのぬいぐるみを、彼女がその話をしていたときに振っていた人、終演後渋谷駅ではこの日売られていた
トートバッグを早速使っていた女子高生が、それを物語っていた。
この日は去年韓国で大ヒットした「Good Day」の日本語版も披露され、あわせて3月21日の発売も発表された(この初回生産
限定盤TypeAには、このオーチャードホールの模様も収録される)。
いよいよ日本での活動の第一歩を踏み出したIU。
彼女にとってこの日が良い日なら、ファンにとっても良い日だったに違いない。
ソース(BIGLOBE 音楽芸能ニュース) URLリンク(news.music.biglobe.ne.jp)
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