12/01/26 18:07:36.11 hFyaG333
>>499
「詭弁の特徴15条」を分類すると以下のようになるな。
1,2,3,6,10は「相殺法」。相手の主張に対して、別の論点を持ち出して帳消しにしようとする強弁のこと。
1.および10.仮定による相殺法。事実に対して仮定を利用して相手の論に反論する手法です。
2.および6.例外による相殺法。例外であって、それを根拠に一般論を相殺することはできません。
3.予測・憶測での相殺法。事実に対して、都合のいい予測・憶測を利用して相手の論に反論する手法です。
4,5,9,13,14,15は「知性への脅し」。「明らか」「当然」などの語を使い、根拠を説明せずに自説を押し通そうとする
強弁のこと。
7,は「幻惑論証」。つまり論点ずらし。
8,11は「対人論証」。対人論証とは、主張の内容ではなく、相手の人格を攻撃することにより、主張・反論の
代わりにしようとする詭弁。レッテル貼りは種、民族、国籍、信条、宗教、思想、性別、障害、職業、社会的
地位、経済レベル、外見等の相手の属性をあげつらう、もしくは人格に対し一方的な格付けをし、それを根拠
に反論しようとする詭弁。
14.については「短絡的な思考」ともとれる。自分の論が正しいことを根拠に相手の論を否定する論法。
「自民党はダメだった。だから民主党が正しい。」→自民党がダメだから、実績のない民主党を選ぶ理由にはならない。
「原発は危ない。だから、自然エネルギーが正しい。」→原発が危ないから、自然エネルギーがいいとは限らない。
この場合は、相手の論法の間違いを根拠に、相手の結論を否定する。
ホロンは「未知論証」「多数論証」など、まだまだ多種多様な詭弁を使ってるよ。ちょっと面白い。