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【ソウル時事】韓国南部の南海郡に、日本文化の体験施設や「韓流スター館」などを併設した「日本村」を建設する
計画が進んでいる。故郷に家を持ちたいが、韓国社会への定着が難しい在日韓国人や日韓両国の観光客の誘致が
目的だ。
「日本村」は、政府の支援も得て今年中に着工し、２０１３年に完工予定。居住用の日本の伝統家屋、日本の伝統
料理を楽しめる施設を建設し、宿泊施設では着物や露天風呂も体験できる。
居住者は在日韓国人優先だが、韓国人と日本人の夫婦や日本人だけ、韓国人だけも可能。定員約５０世帯で、
今月１２～１６日に東京、大阪、神戸で説明会を開いたところ、これまでに３５世帯の申し込みがあったという。
また、観光客誘致も大きな目的の一つ。南海郡には既に数十人が居住する「ドイツ村」「アメリカ村」があり、年間約
３０万人の観光客が訪れている。同郡の関係者は「『日本村』との相乗効果に期待している」と話す。日本人が多く訪れる
釜山と近いため、釜山と日本村の周遊バスの運行も検討している。
jiji.com: 2012/01/21-14:54
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