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正月に無料給食施設を訪問し、給食奉仕活動
「輸出入銀行でIB業務を育て、やがてはM＆Aまで」……広がるビジョン
「形式に留まらず、実践的なアドバイスを与えられる社会貢献が必要です。困難な企業や人々の再起に向けた踏み台を用意出来るよう
持続的に支援することが重要です。」
キム・ヨンファン輸出入銀行頭取が19日にソウル駅構内の無料給食施設「タスタン・チェウムト」（暖かな芽生え）を訪れた。キム頭取はこの席で、
若い職員たちと一緒にホームレスに手ずから正月雑煮（トックク）やキムチなどを配って奉仕活動を繰り広げた。
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▲キム・ヨンファン頭取が19日、ソウル駅のホームレスに無料給食を配給している。
キム頭取の担当は「ご飯の盛り付け」。彼は「以前に永登浦（ヨンドンポ）で給食奉仕をしたことがあったので、それなりのスキルが着いていたようだ。
これは簡単に見えるんだけど、腕がしびれて大変なんだ」と冗談めかして語った。
キム頭取は一時間ほど配食を行なった後、米280袋を無料給食施設に寄付した。奉仕活動後には苦労した職員たちと、参鶏湯で遅い昼食を共にした。
キム頭取は、旧財政経済部時代に福祉課長を務めた経験から、明確な社会貢献についての哲学を持っている。社会貢献は形式的でなく実質的で
なければならないというのが彼の持論だ。
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実際にキム頭取は就任後、形式的な社会貢献活動を全廃した。
最近では多文化家庭への支援を増やしている。ハングルを学習し易いように教育環境を整備し、子供を対象に手術費用のサポートまで行なっている。
輸出入銀行は大企業の海外プロジェクト支援で得た収益の0.5％を社会的弱者層支援に使うなど、今年も30億ウォン（約2億412万円）程度を社会貢献
活動に費やす。社会貢献福祉事業部も新たに設けた。
都市銀行へのアドバイスも忘れない。彼は「国内銀行が一番出来る社会貢献は中小企業融資を増やすこと」として、「困難を抱えた中小企業へ多くの
投資をしなければ経済の好循環は招けない」と語った。
輸出入銀行の頭取として、今後のビジョンについても触れた。
キム頭取は、「先ず、輸出入銀行の名前を国際協力銀行に変えようと思う」と語り、「最近金融相談室を作ったので、今後は投資銀行（IB）業務を育て
専門の運用子会社も作りたい。行く行くは買収合併（M＆A）へも領域を拡大したい」と抱負を語った。
イーデイリー／韓国語（2012/01/19 18：09）
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