【社会】怒る「市民」と、増幅させる「偏向メディア」…抗議デモで死人は時間の問題?慰安婦問題からみえる、日本のデモの「未来」★2at NEWS4PLUS
【社会】怒る「市民」と、増幅させる「偏向メディア」…抗議デモで死人は時間の問題?慰安婦問題からみえる、日本のデモの「未来」★2 - 暇つぶし2ch1:もろこしφφ ★
12/01/20 07:20:37.17
■「死人が出るかもしれませんよ」

 「取材するなら気をつけてやってくださいね。今日は本当にヤバイですからね。死人も出るかもしれませんよ」

 「在日特権を許さない市民の会」、略して「在特会」の桜井誠会長から、そのように声をかけられた。確かに。ネット上で「反日
左翼」と呼ばれる市民活動家の1人は、先ほど私に向かって怒りをあらわにして突進してきた。市民活動のみなさんは全員が手を
つなぎ、いわば「人間の鎖」状態。そんな彼らと、過激な発言で挑発をする「在特会」のメンバーが衝突したら……どちらかが手を
出した途端、数十人規模の大乱闘に発展する恐れは十分にある。

 なんて思っていたら、「人間の鎖」の人たちは外務省前へ。それを追いかけるように「在特会」も移動していく。

 が、追跡は外務省前をとおる国道1号線(桜田通り)までだった。「人間の鎖」の人たちは、横断歩道をわたって、ゆうゆうと
外務省にたどりついたが、「在特会」をはじめ保守系市民団体は、横断歩道を渡ることを許されず、警官隊に足止めを食っている
のだ。同じ「市民」でこの待遇の違いはいったい……。

■警察の封鎖をかいくぐって外務省前に“上陸”

 外務省正門前ですでに「従軍慰安婦」の老婆が記者会見を開いていた。朝日新聞に共同通信、NHKに韓国メディア……
30人以上の記者に取り囲まれている。思っていた以上にご高齢で、こんな場所にして大丈夫かと心配してしまうほどヨボヨボだった。

 「7年もの慰安所生活を中国で強制された後、日本軍兵士にダマされて日本にわたって来ました。日本でも半世紀、在日朝鮮人
としてあらゆる差別を一身にうけながら中国の慰安所時代に関しては沈黙し語ることはできませんでした。語り始めたソンさんは10年間、
日本政府を相手に裁判を闘いました。しかし、司法の厚い壁は崩すことはできませんでした」

 支援者の女性が時おり涙で言葉をつまりながら訴えているのを聞いていると、外務省前の地下鉄のあたりが大騒ぎになっている
ことに気付いた。

 見れば、「在特会」が地下鉄霞ヶ関駅の地下通路を経由して、車道の向こう側からわたって来たのである。地下鉄出口の階段
から続々とあがってくる日章旗を掲げた一団。それを阻もうとする警官隊。目と鼻の先では、ロマンスグレーのおばさまや、若い女性
たちが手をつないで「人間の鎖」をやっており、不安そうな表情を浮かべている。

 これは……えらいことになったぞ!

■あわや「将棋倒し」の大事故に?

 「朝鮮人は日本からひとりのこらず出ていけー」

 警官隊にもみくちゃにされながら男性がマイクで叫ぶ。「従軍慰安婦」の会見場までおよそ200メートル。異常事態に気付いた
「人間の鎖」のメンバーたちも、これ以上進ませないように地下鉄出口周辺に集まってきた。日比谷公園で私に怒声を浴びせた
長髪男性も、外務省前に“上陸”を果たした「在特会」を憎々しげに睨んでいる。
(中略)
■「市民」の怒りを警察は鎮めることができるか?

 今回の取材でよく分かったのは、日本の警察は政治結社や左翼などにはそれなりに対応してきたが、「市民」の鎮圧には慣れて
いないということだ。

 私に向かって怒声を浴びせた「人間の鎖」の人、警官隊にもみくちゃにされた「在特会」の人、どちらの「市民」も激しい怒りを
抱いている。

 そして、それは「偏向メディア」によってさらに増幅される。「人間の鎖」のみなさんや「従軍慰安婦」はマイクを向けられてたが、
保守系市民の主張はやはりマスコミはスルーしがちだ。そんな不平等さは、さらなる怒りを生む。

 間違いなく2012年、「市民」たちの怒りはさらに膨張する。果たして、それを日本の治安組織は鎮めることができるのか。
桜井会長が言うように「死人が出る」ような抗議デモが起きてしまうのも、もう時間の問題かもしれない。

ソース(Business Media 誠、「ニッポンの紛争地帯をゆく」、窪田順生氏)
URLリンク(bizmakoto.jp)

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