【経済】自動車部品にも「韓流」…ダイハツ「ミライース」に採用、80万円切る原動力に。ウォン安で攻勢、ダイハツ以外も調達へ[1/18]at NEWS4PLUS
【経済】自動車部品にも「韓流」…ダイハツ「ミライース」に採用、80万円切る原動力に。ウォン安で攻勢、ダイハツ以外も調達へ[1/18] - 暇つぶし2ch1:もろこしφφ ★
12/01/18 23:47:09.45
ソース(日経ヴェリタス 1/15付 48~50ページ 「フォーカス」)
URLリンク(veritas.nikkei.co.jp)

 「確かに使っています。一部の部品を直接取引で調達しました」。昨年9月、ダイハツ工業(7262)の伊奈功一社長は新型車
発表会見後の場で自動車部品業界で流れている見方についてこう発言した。

 伊奈社長が認めたのは、第3のエコカーとして脚光を浴びている軽自動車「ミライース」に関する観測だ。ミライースは昨年9月の
発売。ガソリンエンジン車で1リットル30キロメートルの低燃費を達成しただけでなく、最も安いモデルの価格は80万円を下回る。
業界では発売前から「エコカーにもかかわらず、あれだけ挑戦的な価格にできたのは韓国製の部品を採用したからに違いない」
との声があがっていた。

■値引き要請の材料に

 ダイハツが韓国製部品を使ったのはこれが初めてではない。昨年7月には韓国の部品メーカー、S&T大宇にショックアブソーバー
(衝撃緩衝部品)を発注した。他の部品についても以前、商社を通して何度か仕入れたことがあるという。だが、エコカーという
戦略性の高い車種で韓国メーカーから直接、部品を調達した事実は日本の部品メーカーに大きな衝撃を与えた。

 世界の完成車の市場で激しく競い合っている日韓企業。そのせめぎ合いが部品の世界にも及んできた。これまで韓国の部品
メーカーは自国の完成車メーカーに納めるのが一般的だった。だが、為替のウォン安を追い風にした低価格を武器に欧米や日本の
完成車メーカーにも食い込み始めている。

 昨年夏には三菱自動車(7211)と富士重工業(7270)が相次いで韓国の現代自動車グループの現代モービスからヘッドランプや
リアランプを調達することを決めた。ある完成車メーカーの幹部は「品質は悪くない。これまでつきあいのある日本の部品メーカーへの
値引き要請の材料にもなる」と狙いを語る。今後も韓国部品メーカーを採用するケースが続きそうだ。

 現代モービスは韓国の部品専業メーカーでは最大手。米ゼネラル・モーターズ(GM)や米クライスラーからも部品を受注しはじめて
いる。現代モービスはヘッドランプのほか、運転席や足回りといった主要部分をあらかじめ組み合わせたモジュール(複合部品)を
手がける。その意味ではカルソニックカンセイ(7248)の業態に近い。売り上げの9割以上を現代自グループ(起亜自動車を含む)
向けが占めるが、ここ2~3年はグループ外の受注獲得を積極化させている。

 現代モービスの成長意欲の強さを示す出来事がある。自動車ランプで日本最大手の小糸製作所(7276)と韓国で合弁事業を
運営していたが、2007年に現代モービスが小糸製の持ち分を買い取る形で合弁を解消したのだ。

 小糸製の大嶽昌宏社長は「先方が合弁事業を通じて海外に事業範囲を広げようとしたため」と説明する。小糸製にしてみれば、
自分たちの技術を吸収するだけでなく、それを海外の完成車メーカーからの受注拡大に役立てようとしたように映った。

 現代モービスは現代自の普通株式の約2割を保有する大株主でもある。現代自の海外進出に合わせて、現代モービスも世界
各地に進出している。所在地別売上高をみると、韓国内は22%と、輸出の22%を合わせても44%。デンソー(6902)の国内売上高
比率の49%やケーヒン(7251)の43%と同程度で、すでにグローバルプレーヤーになっているのだ。生産拠点も北米のほか、インドや
東欧、ロシアに構える。

>>2以降に続く)


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