12/01/18 21:25:03.61
ソース(Business Media誠、「ニッポンの紛争地帯をゆく」 窪田順生氏)
URLリンク(bizmakoto.jp)
■「従軍慰安婦」とともに抗議をする日本人
ちょっと前、ソウルの日本大使館前に「従軍慰安婦」のブロンズ像が建ったというニュースが流れたのを覚えているだろうか。
かなり繊細なテーマなので詳しくはご自分で調べていただきたいのだが、「従軍慰安婦」とは「日本軍に強制連行され、性行為を
強要された」と訴える女性たちのことである。韓国政府は日本に謝罪して賠償せよと迫っているが、政府は「問題は解決済み」と
いうスタンスであるため、報復として大使館の目の前に「被害者」を立たせたというわけだ。
KARAの脚線美や月9女優キム・テヒの美貌に鼻の下を伸ばしていた“親韓”な人からすればあまり聞きたくもない話だろうが、
この問題に対するかの国の反日ぶりはすさまじい。
李明博大統領は野田首相に対して「誠意」をみせないと韓国中に従軍慰安婦像が建つぞと恫喝。「従軍慰安婦」だったという
老婆たちは、日本大使館前で1000回にものぼる座り込み抗議を続けたあげく、ブロンズ像が設置される日に合わせて御年89歳の
老婆が抗議のために車椅子で来日し、外務省へ乗り込んだのだ。
国家にはそれぞれ外交戦略というものがあるので、いたしかたないとして、これに合わせて日本特有の現象が起こっている。
なんと韓国の人たちだけではなく、「従軍慰安婦」に謝罪せよ、賠償せよとたくさんの日本人まで外務省に押しかけたのである。
写真=「従軍慰安婦」だったという老婆が外務省へ抗議に訪れ、日韓のマスコミがかけつけた
URLリンク(image.itmedia.co.jp)
■「右翼団体ら」で片付けられた人々
なんで日本人が「反日」をと理解に苦しむかもしれないが、外務省に押しかけたのは「日本軍『慰安婦』問題解決全国行動
2010」をはじめとする日本軍の戦争責任を追及する団体や女性人権団体である。ネット上では「反日左翼」と呼ばれるこれらの
市民活動家のみなさんが、外務省に集結し手をつないで取り囲む「人間の鎖」という抗議を展開したのだ。
反原発運動で経産省や東京電力に対しても行われている例のアレである。
もちろん、このような動きに対して保守系の「市民」も黙っていない。そもそも従軍慰安婦など存在しない、歴史的捏造だと訴える
1000人以上の人々が反撃にでた。
つまり、実にややこしい構図だが、「従軍慰安婦」と“人間の鎖”のみなさんがタッグを組んで日本政府を抗議し、それに対して
保守系のみなさんからの抗議が行われたのだ。
この様子は、ニュースで「人間の鎖VS. 右翼団体」などと報じられたのでご覧になった人も多いだろうが、案の定というか、
大手マスコミはかなり偏った伝え方をしていた。
「元従軍慰安婦」の老婆や、“人間の鎖”をつくる「市民」には積極的にインタビューで放映するものの、保守系の「市民」は遠目に
撮影し“雑観”扱いで、その主張はスルー。某ニュース番組は「右翼団体ら」の一言で片付けていた。
そこで、マスコミが現場にいながらもガン無視したこの冬一番アツいガチンコ対決の一部をここでご紹介していこう。
写真=霞ヶ関に貼られた「アンチ・従軍慰安婦」の抗議ビラ
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(>>2以降に続く)