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- 日中韓、立山で登山研修 冬山の救助技術向上へ -
雪に掘った穴に入った遭難者をプローブ感知する参加者=立山町芦峅寺
URLリンク(www.toyama.hokkoku.co.jp)
日本、中国、韓国の山岳関係者が冬山遭難の救助技術を高める「日中韓国際登山技術交流研修会」
が17日、立山町芦峅寺の国立登山研修所で4日間の日程で始まった。研修会は2回目の開催で、日本
国内では初。各国を行き来する登山者の増加を受け、救助方法の標準化とレベルアップに生かす。
日本山岳協会が雪崩の回避や雪崩事故の捜索救助技術をテーマに開き、3カ国から山岳レスキュー
隊員ら約30人が参加した。立山カルデラ砂防博物館の飯田肇学芸課長と日本雪崩ネットワークの井上
義景理事が、日本の冬山の特徴、雪崩の起きやすい雪質の見分け方などを講義した。
約1メートル50センチの積雪がある屋外では、雪を削った断面の層を観察し、雪の強弱を確認して雪崩
の危険性を判断する方法や、雪中に埋まった遭難者を探り当てる金属製支柱プローブの使い方などを
実践した。
2日目の18日は、雪崩発生を想定し、遭難者の埋没位置を知らせる電波発信器ビーコンを使った捜索
から救助、搬送の訓練などを行う。
ソース : 富山新聞 【1月18日01時35分更新】
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