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「対外環境が国内金融に与える影響を疎かにしている」
「ストレステスト詳細に、モデルを改善せよ」
韓国銀行が毎年4月と10月の二回発刊している金融安定報告書に関して「対外環境が国内金融システムに及ぼす影響を
疎かに扱っている」という指摘が為された。
韓国銀行によると16日、国際通貨基金(IMF)は韓国の金融安定報告書について、「対外環境に関連した問題の傾向だけは
ではなく、問題が国内金融システムに及ぼす影響を中心に分析する必要がある」と改善点を指摘した。また、これまで
非定期的に収録してきたストレステスト(危機管理能力の評価)の結果を定期的に収録し、2次的な効果をより精巧に詳細に
扱うなど、ストレステストのモデルを改善しなければならないと付け加えた。
国内の金融安定報告書利用者の評価では、クレジットカード会社が直面している流動性リスクの詳細な分析が不十分という
意見があった。相互貯蓄銀行の融資が急増している状況で、この部門の脆弱性分析が欠落しているとのことだ。
住宅市場の動きとそれによるリスク要因をより詳細に分析するべき、増大する中国関連のリスクを勘案し大きく取り上げる
必要がある、等の批判も目立った。
キム・ヨンソン安定分析チーム長は「国際原油価格が現在の倍に上がった際、国内経済に及ぼすセカンドラウンドエフェクト
(second-round effect・二次効果)をより詳細に扱うなど、ストレステストモデルの改善策を講じている」として「国内専門家の
意見を重く受け止め、非銀行圏の問題や中国側の要因なども補強していく」と明らかにした。
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イーデイリー/韓国語(2012/01/16 16:29)
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