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今年5月25、26両日に沖縄県名護市で開かれる第6回太平洋・島サミットに、米国が初めて参加する方針を
固めたことが15日、分かった。日本政府の呼び掛けに米側が応えた。日本が米国を招き入れる背景には、台頭
する中国をけん制する狙いもある。米国からは、ナイズ国務副長官らの出席が有力視されている。
太平洋・島サミットは、フィジーやパラオ、オーストラリアなど17の国・地域で構成。国連など国際舞台での影響力の
維持・拡大を図ろうとする日本の主導で、1997年に始まった。太平洋の島しょ国の首脳を招き、日本で3年ごとに
開催されている。
太平洋の島しょ地域では近年、中国が経済援助を通じて影響力を強めようとする動きが目立っている。フィジーで
2006年に軍部によるクーデターが起きた際には、日本やオーストラリアなどが援助を抑制する中、中国は逆に援助額を
急増させた。
日本政府は「中国への対応策として、世界一の海軍力を誇る米国との連携が必要」(外務省幹部)と判断し、
米国に島サミットへの参加を打診。米国も昨年、アジア太平洋重視の新たな戦略を打ち出しており、思惑が一致した。
jiji.com: 2012/01/15-14:25
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