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>>1の続き
■「民弁の弁護人が黙秘権行使を要求」
C氏は証言の中で、旺載山事件の弁護人を務めるJ弁護士が昨年8月に「K被告らは黙秘権を行使し、
懸命に闘っている。あなたにも(もし事情聴取を受けたら)黙秘権を行使してもらいたい」と要求してきた
ことを明らかにした。J弁護士は左派系の「民主社会のための弁護士会」(民弁)に所属しており、昨年
8月は当局がC氏の存在を確認する4カ月前のことだった。
これに対し、J弁護士は「後で問題になった場合には、私を弁護士に選任してほしい」と話しただけだ
と説明しているという。検察はJ弁護士による黙秘権行使要求が証拠隠滅の罪に当たるかどうか、法的
な検討を進めている。
■「生き残るために忠誠」
C氏は93年8月、接見教示を受け、北朝鮮で忠誠の宣誓文を書いたという。C氏は「80年代末に社会
主義が崩壊した際にも、北朝鮮は存在しており、人民のための国、社会主義の希望だという話を聞き、
北朝鮮に入った。だが、全てが幻想だということを知ってからは、忠誠の宣誓文がうまく書けなかった。
北朝鮮で生き延びなければならないという思いから宣誓文を書いた」と証言した。その上で、C氏は「宣
誓文を書きながら、北朝鮮の権力に従属することに絶望し、その後は(北朝鮮に関する)活動を行うこと
ができなかった」と語った。
崔源奎(チェ・ウォンギュ)記者