【韓国】韓国造船業、世界首位浮上の陰にスコットランド人の存在、故ダンカン氏に最高栄誉勲章、日本との受注競争でも貢献[01/02]at NEWS4PLUS
【韓国】韓国造船業、世界首位浮上の陰にスコットランド人の存在、故ダンカン氏に最高栄誉勲章、日本との受注競争でも貢献[01/02] - 暇つぶし2ch1:水道水φ ★
12/01/02 19:54:05.29
∞韓国造船業、世界首位浮上の陰にスコットランド人
∞故ダンカン氏に最高栄誉勲章

 1975年晩春、縮れ髪に着古した背広姿のスコットランド人が釜山の金海空港に降り立った。鄭熙永
(チョン・ヒヨン)現代重工業社長(当時)と営業チームが同氏を出迎えた。この人物は、中東のユナイ
テッド・アラブ・シッピング(UASC)で技術責任者を務めていたウィリアム・ダンカン氏だ。

 当時、韓国の造船業はよちよち歩きの段階だった。現代重工業はドックもなく、砂地を掘り、そこで船
を建造していた。そんな現代重工業にUASCは多目的船舶15隻を発注し、技術責任者のダンカン氏を
韓国に送り込んだ。

 「ダンカン氏はスコットランドなまりの英語を話し、ユーモアにあふれた性格だった。料亭の韓国式
家屋、韓国の料理や酒を好んだ。会食の席では、社員が歌うと指揮者のように手を振り、意気投合
した。ある時には、社員が『アベマリア』を上手に歌うと、アンコールを叫び、全員で歌う羽目になった」

 当時営業担当部長だったファン・ソンヒョク氏(現ファンファ商事社長)は、ダンカン氏のことをこう振り
返った。しかし、船の建造現場では性格が180度変わった。元々意地っ張りで細かい性格だったため、
現場の社員に悪口を浴びせることは日常茶飯事。大声を張り上げて言い争うこともあった。ファン氏は
「ダンカン氏の前ではいい加減なことは通じず、1ミリの誤差も許されなかった」と語った。

 だが、ダンカン氏は韓国礼賛論者でもあった。ファン氏は「作業現場ではややこしく、気が強い性格
だったが、外に出ると韓国の良い点ばかりを探そうとしていた」と語った。

 ダンカン氏は1978年1月、現代重工業がUASCのコンテナ船4隻を受注した際にも、重要な役割を果た
した。当時受注が途絶えた現代重工業は、コンテナ船の受注に死活を懸け、日本の石川島播磨重工業
(現IHI)と激しい受注競争を展開していた。

 当時、日本側に傾いていたUASCのトッド社長は、鄭熙永社長を呼び、日本側に受注を譲ることを求
めた。しかし、鄭社長は最後まであきらめなかった。ファン氏は「激しい受注競争が続いていたある日、
ダンカン氏は食堂で紙ナプキンに日本の入札価格を書き記し、そのメモをそっと落として立ち去った」
と語った。現代重工業は同日、最終価格を提示し、受注に成功した。

 ダンカン氏は1975年から5-6年にわたり、蔚山とクウェートを往来し、造船業不毛の地だった韓国に
船舶の設計、建造に必要な技術を教えた。そして、わずか5-6年で現代重工業が30隻以上の船舶を
受注するのに寄与した。

 ダンカン氏が1980年に韓国を去るころには、外国の友人に「彼ら(現代重工業)を見てほしい。英国
で100年かかったことを3-4年でやってのけた。これから世界の造船については、彼らに聞くべきだ」
と話していたという。ダンカン氏の予言が現実のものとなるまでには3年もかからなかった。ダンカン氏
から技術を学んだ現代重工業は、83年に世界トップの造船会社に成長し、韓国は99年に日本を追い
抜き、世界最大の造船国に浮上した。

>>2以降に続く

全洙竜(チョン・スヨン)記者

ソース:朝鮮日報日本語版 2012/01/02 12:33
URLリンク(www.chosunonline.com)
URLリンク(www.chosunonline.com)
画像:
URLリンク(www.chosunonline.com)



レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch