12/01/01 15:18:19.51
豚肉の輸入額は倍以上増加
（ソウル＝聯合ニュース）ユ・ギョンス記者＝
昨年の口蹄疫騒動の影響で我が国の食肉輸入額は55％も急増しており、総額で30億ドル（約2310億円）
を超える見込みだ。
特に、「三枚肉品薄現象」の煽りを受け、豚肉の輸入額は2倍以上増加した。
1日に関税庁が発表した「2011年01～11月の食肉輸入動向」によると、昨年の我が国の牛・豚・鶏肉の
輸入量は85万トン、輸入額は29億5100万ドル（約2272億円）を記録した。
前年同期（19億3000万ドル＝約1486億円）に比べ、10億ドル以上増えたのだ。
品目別では、豚肉の輸入増加が目立った。2010年に28万9千トンに留まっていた豚肉の輸入量は46万トンと
大幅に増加した。輸入額も6億6000万ドル（約508億円）から13億6000万ドル（約1047億円）に急増した。
昨年7月、我が国との自由貿易協定（FTA）が発効されたEU地域から輸入された豚肉は、前年同期の11万トン
から19万トンへと、輸入額は2億8000万ドル（約216億円）から5億8000万ドル（約447億円）へと増加した。
この増加率は各72.7％、107％にも達する。
牛肉の輸入額は14億ドル（約1078億円）で、前年同期（11億ドル＝約847億円）比で27％増えた。輸入量の
増加は2万トンでしかないが、トン当たりの価格が4137ドル（約32万円）から4945ドル（約38万円）に上がった
ために輸入額の増加率が高まった。
鶏肉は23％増の1億9530万ドル（約150億円）分が輸入され、量的には10万7000トンと17％の増加だった。
関税庁関係者は「昨年、クムギョプサル（※1）という言葉が出てくるほど豚肉の価格が高騰し、全体的な
食肉輸入量が大幅に増加した。今年上半期における口蹄疫再発の危険性を回避出来れば、食肉輸入の
増加傾向も鈍化する可能性がある」と述べた。
<2011年1～11月の肉類の輸入状況>
牛肉 豚肉 鶏肉
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10億8040万ドル 6億6481万ドル 1億5828万ドル
2010年 （約832億円） （約512億円） （約122億円）
26万1159トン 28万9210トン 9万1488トン
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
13億9997万ドル 13億5540万ドル 1億9530万ドル
2011年 （約1078億円） （約1044億円） （約150億円）
28万3093トン 45万9776トン 10万6950トン
聯合ニュース／韓国語（2012/01/01 04：55）
URLﾘﾝｸ(www.yonhapnews.co.kr)
※1 クムギョプサル
2011年の口蹄疫により、昔は安価だったサムギョプサル（豚の三枚肉）が牛肉より高価になったことから出た造語。
サムギョプサルの『サム』は『三』、『ギョプ』は『層』、『サル』は『肉』の意味。
先頭の『サム』＝『三』を『クム』＝『金』に変えて、『金が層を成してる肉』と皮肉った。