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【軍事】中国、軍部増長、狙いは第二列島線 -中国海洋覇権に包囲網(1)[01/01] - 暇つぶし2ch1:水道水φ ★
12/01/01 12:45:57.52
∞【中国海洋覇権に包囲網(1)】中国 軍部増長狙いは第二列島線

 南シナ海やインド洋などで急速に台頭する中国の軍事力に対抗して、米国が戦略的な「アジア回帰」
にかじを切った。中国との領有権問題やシーレーン(海上交通路)をめぐる覇権争いを抱える周辺国
にも「軍拡」の動きは鮮明だ。北朝鮮の最高指導者、金正日総書記の死去で不安定要因が加わった
アジア太平洋を舞台に2012年、同盟国を巻き込んだ米中両国のせめぎ合いはどうなるのか。

(田中靖人 野口東秀)

 中国の基本戦略は小笠原諸島から米軍の拠点・グアム、インドネシアを結ぶ「第二列島線」に勢力
範囲を及ぼすことにある。軍事利用を視野にインド洋で港湾施設を整備する「真珠の首飾り」戦略や
西太平洋などでの演習定例化、海洋調査船派遣などで米国に対する牽制(けんせい)を強めるだろう。
将来的には米国並みの外洋海軍の建設を目指す。

 中国は今、軍部の発言力が増しており、今後は周辺外交や安全保障政策に対する影響力が強まる
かどうか注視しなくてはならない。

 “独走”の流れを強めているのが、海軍、第二砲兵(戦略ミサイル部隊)、そして戦闘機、爆撃機、巡航
ミサイルの開発を軸とする空軍の重視戦略だ。今年にも就役が予想される訓練空母ワリヤーグに加え、
2020年ごろまでに国産空母2隻が完成するとみられる。71隻の潜水艦も新旧の交代が進む。将来的
には80隻態勢ともいわれる。

 しかし、空母保有の主眼は存在感の誇示と艦隊の防空にすぎず、艦載機発艦の技術不足だけでなく、
最先端を進む米国の空母運用思想が十分研究されていないなどハード・ソフト両面で限界もみえる。

 核兵器の充実も進む。保有核弾頭について250発程度とみられているが、米紙ワシントン・ポストは
昨年11月、中国には5千キロメートルのトンネルがあり、3千発の核弾頭が隠されているとの調査結果
を紹介。多弾頭化、小型化に向けた研究も進むとみられる。

 「宇宙軍」創設に向けた研究も加速。宇宙ステーションからの相手国の軍事衛星への攻撃を含む構想
だが、有事の際は空軍の戦闘機が衛星を利用して攻撃するなど「空天一体化」戦術の完成に向けて
研究。空母キラーとされる対艦弾道ミサイル「東風21D」の精密誘導も担うとみられる軍事偵察衛星
「遙感」の打ち上げも頻繁になるだろう。

 中国軍は5年前の時点で「南シナ海、インド洋、西太平洋での作戦能力、米軍に対する抑止力の確保
が力点」(幹部)としており、その目標達成に向けた攻撃力の向上に今後も邁進(まいしん)するとみられ
る。中国の拡張的な軍備増強や外洋進出は、局地レベルでの偶発的な軍事衝突に発展する可能性も
はらむ。


ソース:MSN産経ニュース 2012.1.1 12:00
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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画像:アジア太平洋の戦力比較
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