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▲田麗玉(チョン・ヨオク)前議員と柳在順（ユ・ジェスン）JPニュース代表
「ハンナラ党、田麗玉(チョン・ヨオク)議員の著書“日本はない”(邦題：“悲しい日本人”)の盗作疑惑
にまきこまれて訴訟開始から100年たったような感じだ、上告審へ移ってからまったくニュースが
ない。」
キム・ユジョン民主統合党スポークスマンは28日大法院がチョン・ボンジュ前議員について有罪
確定判決したのと異なり、2審まで盗作を認める判決を受けたチョン・ヨオク、ハンナラ党議員の民
事訴訟は2年たっても判決を下さないまま年を越すことを強い調子で批判した。
チョン議員の盗作論議は7年前の去る2004年ルポ作家、柳在順（ユ・ジェスン）氏が<オーマイニ
ュース>記者とのインタビューを通じてチョン議員のベストセラー<日本はない>で自身の原稿内容
と自身が伝えた内容を無断で使ったと主張してはじまった。チョン議員は直ちにユ氏とインタビュ
ーをした<オーマイニュース>パク・某記者、<オーマイニュース>等を名誉毀損容疑で民事訴訟を
起した。しかし、去る2007年7月1審判決と昨年1月13日2審判決で裁判所はどちらもチョン議
員について盗作が明らかだと判決を下した。
ソウル高裁民事13部は判決文で「チョン議員は在日作家ユ氏と親しく過ごしている時、ユ氏が日
本に関する本を出版する予定という事情を知りながらユ氏から伝え聞いた取材内容、素材および
IDなどを無断で使い、これを引用して本の一部を書いたと見られる」と明らかにした。引き続き裁
判所は「ユ氏側の証拠がチョン議員側よりさらに信憑性があるので<オーマイニュース>の記事お
よびコラムは全体的に真実の事実と見ることができ公益性が認められるので損害賠償責任がな
い」と付け加えた。
これに対しチョン議員は昨年1月、大法院に上告した状態だ。満2年たっても大法院はまだ判決を
下す動きを見せないでいる。キム・ユジョン、スポークスマンは「1審、2審で全てチョン・ヨオク議員
が敗訴したので事実関係は明らかであり、別に詰める法理問題もないように見える」として「それ
でも大法院が2年近く判断を先送りしてひたすら時間をかける理由を分からない」として疑惑を提
起した。
（中略）
ユ氏は<ハンギョレ>との電話で「イ・ヨンフン大法院長が変わる頃に第三者を通じて‘なぜ裁判をし
ないのか’と訊ねたところ大法院側から‘今年中にする予定だ’と伝え聞いたがまだ何のニュース
もない」としながら苦しい心情を吐露した。彼女は「政界から聞こえる話では来年4月の総選挙ま
で最終審の判決が下されないという説も出回っている状況なので不安だ」としながら「直ちに弁護
士を通じて裁判が早く再開されるよう要請する計画」と話した。
24年前、日本に渡っていってルポ専門作家とメディア人として活動しているユ氏は盗作問題と関
連して「<日本はない>を見れば在日右翼活動家の呉善花（オ・ソンファ、後に日本へ帰化)氏がテ
レビに出て右翼関連発言をしたことをあたかもテレビを見て生中継するように使った部分が出てく
るが、これは私がチョン議員に貸した私の原稿草稿を相当部分書き写したもの」と主張した。
キム・ドヒョン
ソース：ハンギョレ新聞(韓国語) 「チョン・ヨオク盗作判決はなぜすっかりニュースがない」
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