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在日本朝鮮人総連合会（朝鮮総連）などが２９日に日本各地で行う金正日総書記の追悼式のうち、大阪府内で行われる
追悼式に、朝鮮学校の施設が使用されることが２８日、分かった。外部から「学校の政治利用」との批判もあり、府は同日、
国民感情を踏まえて適切な対応をとるよう、学校に口頭で要請した。
府によると、追悼行事が朝鮮学校施設で行われることについて学校側からの事前連絡はなく、外部からの指摘で把握。担当者
が確認したところ、学校側は「追悼式は実行委員会の主催で学校行事ではない。学校としてはあくまで施設を貸し出すだけ」と
説明したという。
府は「現時点では明確に違法とはいえない」としているが、府議会などでは総連と学校との密接な関係に強い批判が出ており、
府は「府議会での議論や、拉致問題などを巡る国民感情を踏まえ、適切に対応してほしい」と要望、案内文などの提出を求めた。
このほか、朝鮮総連が各地の追悼式に、全国の朝鮮学校の児童生徒を参加させるよう動員指令を出していたことも判明。
内部文書によると、初級学校（小学校）の児童は保護者同伴で、中級学校（中学校）以上の生徒は教師が引率。関東近県
は東京の追悼式へ、その他は地方の式に参加させる。
また総連中央が２０日付で出した文書では、金総書記の業績を礼賛する弔電をすべての関係者が「最大規模で送るよう」指示。
内容や様式のほか、追悼式で飾る肖像画や弔花にまで詳細な指示があった。関係者は「金日成主席の死去時と比べ、金正日
総書記は人望が薄く組織も弱体化しており、式を盛り上げたい、という焦りが動員の背景にあるだろう」としている。
ソース（MSN産経ニュース）
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)
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