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2011/12/21(水) 09:35
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去後、周辺国と緊密に連携したい
韓国政府が19日に電話会談を申し入れたが、中国からの連絡がないことが明らかになった。
これに関連し、同国では「対中外交に赤信号」と懸念の声が上がっている。
金総書記の訃報を受け、李大統領は19日にオバマ米大統領と野田総理、ロシアのメド
ベージェフ大統領と電話会談で対応を協議し、緊密な連携を確認した。しかし、中国の
胡錦濤(コ・キントウ)主席に電話会談を要請したが、まだ会談は実現していない。
胡主席は20日に北京に北朝鮮大使館を訪れ弔問を行っており、韓国メディアは「北朝鮮に
対しては積極的同盟関係を誇示した」と伝えた。その一方で、中国がアメリカと緊密に
協議をしていたとして、韓国政府の会談要請を無視したかのような対応に政府の対中外交に
「赤信号」と懸念を示した。
韓国メディアは、中国のこのような対応は対北強硬政策を行ってきた李明博政権への
「不満の表出」であり、今後の対北政策に「圧力をかけている」と分析し、中国との外交
ラインの強化の必要性を強調した。
これらの批判について、韓国の外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官は
「両国の間に外交的な問題があるとは思わない。相互体制が違うため」と説明し、外交部の
報道官も「まだ中国首脳が他の国首脳と通話したということは聞いていない」とするなど、
対中外交を問題視する声にくぎを刺した。(編集担当:金志秀)
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