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朝鮮学校の無償化適用を審査している文部科学省の中川正春大臣は19日、記者団に「北朝鮮の
体制がどうなっていくか、それによって判断したい」と述べ、北朝鮮の権力体制が完全に移行し、安全
保障上に問題がないことを見極めたうえで適用の可否を決断することを示唆した。
北朝鮮の権力移行段階では軍事的挑発も懸念されており、無償化適用審査が大幅に遅れる可能性が
ある。
無償化審査では、朝鮮学校側が提出した経理面や教育内容に関する書類に不備や虚偽がないか審査を
していた。現在は実際に学校に出向いての実地調査もひと通り終え、詰めの段階を迎えていた。
審査を受け持っている文科省高校修学支援室では「審査は審査であり、それ以上でも以下でもない。今の
ところは粛々と進めていくだけだ。今のところ具体的な指示はでていない」とだけ話している。
だが文科省幹部は「しばらくは動向を見極めなければならないだろう。場合によっては審査が大幅に遅れることも
考えられる」と話し、無償化審査への影響は避けられないとの見方を示した。
民主党は鳩山政権時代から朝鮮学校への無償化適用手続きを進めてきた。
しかし昨年11月に、当時の菅直人首相が北朝鮮による韓国砲撃を受けて、審査手続きを凍結。だが、首相
退任直前の今年8月末に、南北対話の再開を踏まえ「砲撃以前の状態に戻った」として、当時の高木義明
文科相に手続き再開を指示し、審査が進められていた。
msn産経ニュース: 2011.12.19 22:20
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