【北朝鮮】「金正恩氏への世襲成功の確率は10%以下」…伝説の理論家、金永煥氏が指摘する「北朝鮮崩壊」5つの理由[12/17]at NEWS4PLUS
【北朝鮮】「金正恩氏への世襲成功の確率は10%以下」…伝説の理論家、金永煥氏が指摘する「北朝鮮崩壊」5つの理由[12/17] - 暇つぶし2ch1:もろこしφφ ★
11/12/17 14:35:43.61
 2012年、北朝鮮に何が起きる? 北朝鮮は何を仕掛けてくる? 金日成主席生誕100年の節目に金正恩氏の新ポスト
就任など世襲の本格化が予測されているが、「世襲成功の確率は10%以下だ」と分析しているのは、かつて北朝鮮に潜水艦で
密航、金日成と面談したこともある元活動家で、思想転向を経て韓国有数の北朝鮮研究者となった金永煥氏(48)だ。さきごろ
来日講演した金氏の北朝鮮指導部に関する分析を紹介する。(久保田るり子)

■世襲が成功しない「5つの理由」

 金永煥氏は1980年代韓国の学生運動で、北朝鮮の主体思想を初めて韓国に伝えた「鋼鉄」のペンネームで知られた伝説の
リーダー。当時、北朝鮮・朝鮮労働党の指令で動いた韓国地下組織「民族民主革命党」の代表も務めて4000人を統率し、
その実力から北朝鮮に呼ばれ金日成とも面談した。だが次第に明らかになっていった北朝鮮の恐怖政治に愕然(がくぜん)とし、
失望して99年、思想転向文を韓国紙に公表した異例の経歴を持つ。

 現在は、韓国で展開する北朝鮮民主化運動の主要メンバーの1人だ。

 韓国の北朝鮮専門インターネット新聞「デイリーNK」主催のセミナーに来日した金永煥氏は、世襲問題を集中的に論じ、
世襲成功の可能性が低い5つの理由を列挙した。

 (1)金正日総書記のリーダーシップは衰えが見え始め、幹部の世代交代もタイミングを逸した。息子金正恩氏に強い指導力の
力量はみえない。金総書記が再び強力な指導力を取り戻す可能性も低い。

 (2)金総書記の世襲はパルチザン世代が支えた。だが金正恩氏を支える人材は老幹部しかいない。老幹部は経験もカリスマ
もない正恩氏に真の忠誠心など持ちえない。

 (3)金正恩氏は民心を全く理解しない環境で育った。幼いころは家庭教師、十代はスイスで過ごした。金日成軍事総合大学
では軍人エリートとだけ接した。そのような正恩氏に党幹部の人心をつかむ能力は育まれていない。

 (4)社会主義を標榜する北朝鮮で3代世襲への共感を得ることは、もともと根本的に矛盾がある。現在は「当然」といった
雰囲気のなかで進んでいる世襲作業だが、中国ではすでにインターネットなどで北朝鮮の世襲批判は始まっている。いずれこうした
批判は北朝鮮でも顕在化するだろう。

 (5)父子の間で権力の葛藤が起きる可能性がある。幹部の野心家が父子を引き裂く可能性もあるし、金総書記が死亡後、
野心家が一気に正恩氏を攻撃する可能性もある。

 金永煥氏は5つの根拠を示したあと次のように述べた。

 「われわれは金正日がなぜ息子を後継者に選んだかを分析してきた。その結果、世襲の成功という可能性は10%以下、
当面維持が20-30%、『致命的な危機に陥る』が60-70%という結論となったのだ」

■では、ポスト金正日はどうなるのか?

 北朝鮮で軍事クーデターは起きるだろうのか。

 金永煥氏が参加している北朝鮮民主化運動のグループは、脱北した軍人や高級幹部らと接触、情報収集しているが、
軍人の反政府運動は極めて難しい状況という。

 「同じ階級の軍人は1対1では会えない。クラスの高い軍人には監視が付き、5分ごとの行動がメモされ、金正日に報告
されている」(金永煥氏)

 高級軍人は「自発的は忠誠心」はすでに失っているが、さりとて「反乱軍」を組織する意欲はないのが実情という。

 では、ポスト金正日に何が起きる?

 「集団指導体制は現実的には困難であろう。1-2年は可能であっても、金正日に変わる強い指導力を構築することは容易
ではないからだ。(金正日死後)北朝鮮の体制崩壊は数カ月といった短い期間で起きるとみている」と指摘した。そして、崩壊後に、
北朝鮮が寄り添うであろう勢力は中国か韓国である。

 「現在のところ中国の可能性の方が高い」(金永煥氏)との分析だ。

(以下略。全文はソース元でどうぞ)
ソース(MSN産経ニュース) URLリンク(sankei.jp.msn.com)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch