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◆‘日本軍慰安婦’痛い歴史 教科書執筆基準から抜いた韓国
‘2009改正教育課程’の高等学校新しい歴史教科書執筆基準案から
‘日本軍慰安婦’部分が削除されたことが確認された。
執筆基準は教科書に必ず叙述されなければならない内容を定めたもので、
この基準にない内容は必ずしも書かなくとも検定を通過できる。
国史編纂委員会が16日の公聴会で公開した高等学校<韓国史>教科書執筆基準案を
見れば、去る11月に発表された中学校<歴史>教科書執筆基準には入っていた
‘日本軍慰安婦’部分が含まれていなかった。
中学校<歴史>教科書執筆基準には‘日帝が徴兵・徴用で我が民族を戦争の手段として
動員し‘日本軍慰安婦’動員など非人道的行為を行ったことを叙述する’と出ている。
‘日本軍慰安婦’は‘2007改正教育課程’の歴史教科書執筆基準にも入っていなかったが、
当時‘高等学校韓国史教育課程解説書’には‘徴用・徴兵で我が民族を戦争の手段として
動員し、日本軍慰安婦動員など非人道的行為まで行った’という内容が含まれている。
2007改正教育課程までは執筆基準と解説書が歴史教科書叙述指針の役割を果たしたが、
2009改正教育課程からは解説書は作らず執筆基準だけを作っている。
イ・シンチョル成均館(ソンギュングァン)大東アジア歴史研究所首席研究員は
「近現代史の部分で独島(ドクト)問題は何度も言及しながらも強制動員、日本軍慰安婦、
日本に奪われた文化財などは除いた」として「執筆基準が国家主義・愛国主義を
強調した結果、人権・平和は相対的に粗雑にしたようだ」と話した。
歴史教科書執筆に参加するある高等学校教師は「高等学校教科書には中学校教科書の
内容をさらに細部的に書くのに、中学校執筆基準にある内容が高等学校執筆基準から
抜け落ちたことは理解できない」と話した。
これに対して執筆基準韓国史分科委員長であるソン・スンチョル江原(カンウォン)大教授は
「特別な理由があって(日本軍慰安婦の部分を)除いたわけではなく、執筆基準にいちいち
すべての用語を羅列することもできない」として「また、執筆基準にないからと教科書で
扱うことができないわけではない」と話した。
ハンギョレ新聞(韓国語) 2011年12月17日08時12分
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