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2011年12月16日11時40分 提供:ハンギョレ新聞
原文入力:2011/12/15 22:43(1230字)
チェ・ヒョンジュン記者
2011統計庁社会調査 2年前より悲観論増える
30代 65% "階層上昇できないだろう"
両親の階層を相続し固定化
昨年ソウル大合格生の半分以上は首都圏出身で、5人中1人は特殊目的高校出身だった。 ソウル
江南(カンナム)3区出身学生の比重もますます増加している。階層移動のはしごの役割をしてきた
教育が、今は階層を固定化する役割をしている。高校教師パク・ソクファン氏は「この頃は家計の
暮らしにより修学能力試験の成績が決まっている。階層移動の通路がますます狭くなっている
ようだ」と話した。
これはパク氏だけの考えではない。いくら仕事をしても社会的階層の上昇が難しいということで、
自分の子供もやはり階層上昇はできないと思う人々がますます増えている。15日に出てきた統計庁
調査結果はそのことを確認させる。
統計庁が発表した‘2011年社会調査結果’によれば、「一生努力するならば本人の社会・経済的
地位が高まる可能性があるか」という質問に「可能性が高い」と答えた比率は28.8%に過ぎなかった。
2年前の調査時の35.7%よりはるかに減った。反対に「上昇の可能性が低い」という応答は48.1%
から58.8%にはるかに多くなった。
子供たちに対する希望も大幅に減った。階層上昇の可能性が「高い」と答えた比率は48.4%から
41.7%に下落し、上昇可能性が 「低い」と答えた比率は30.8%から43.0%に大きく増えた。社会両極化が
激しくなって住居費・教育費などが急増し正常な方法を通した階層上昇が難しくなった社会状況を
反映していると見られる。
本人と子供の身分上昇の可能性に最も否定的な展望を持っている世代が最も活動的な30代だという点は
注目に値する。30代は65.1%が本人の階層上昇可能性が低いと答えた。階層上昇が可能だとする30代は
25.7%に過ぎなかった。30代ほどではないが10~20代(57.2%),40代(64.1%),50代(59.3%)でも50%以上が
階層上昇が難しいと答えた。
ソン・ギソン カトリック大教授は「30~40代は1990年代後半の外国為替危機を最も敏感な時期に
経験してその余波を未だ体験している世代」として「このように‘閉じられた社会’での移動が続く
場合、社会葛藤が爆発する可能性がある」と話した。1979年に始まった統計庁社会調査は10ヶ部門の
中で5ヶ部門ずつ隔年でなされる。今年の調査は福祉・社会参加・文化余暇・所得消費・労働部門に
対して3万8000人余りを対象に実施された。 チェ・ヒョンジュン記者
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