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大使館前に「慰安婦」の像が置かれた問題は、韓国がいまだに精神的な途上国であることを
思い知らせる。こういう行動が自分をおとしめていることに、韓国人はそろそろ気づいた
ほうがいい。当ブログでも何度も書いたように、「従軍慰安婦が日本軍に強制連行された」
などという話は、何の証拠もないでっち上げであり、論じる価値もない。
それなのに「日本軍が組織的に性奴隷を徴用していた」などという荒唐無稽な話が、いまだに
NYTimesやEconomistにも載るのは、河野談話などの無原則な謝罪外交もよくないが、
朝日新聞の責任も大きい。NHKも朝日と同じ時期に福島みずほ氏にだまされて慰安婦問題を
番組にしたが、その後気づいてやめた。朝日も最近は書かなくなったが、沈黙すれば免罪される
というものではない。
いま日本はいろいろな意味で「戦後」の清算を迫られているが、この慰安婦問題に代表される
ナンセンスな「戦争責任」論もその一つだ。大江健三郎氏と岩波書店の偽造した沖縄の歴史も、
裁判を通じて嘘が暴かれてしまった。いま沖縄県知事が局長発言で騒いでいるのも、一括交付金を
増額してほしいということだろう。
慰安婦で騒いでいる韓国人も、補償金をよこせというたかりが目的である。日本政府が曖昧な
「アジア女性基金」なるものを作ったため、彼らは「おかわり」を要求しているのだ。
このように「正義」の顔をして、いつまでも政府にたかる人々を断ち切ることも、戦後に決着を
つける上で重要だ。
ハーバード大学のコリア研究所長も指摘するように、日本は朝鮮半島に多額のインフラ投資を
したが、その収益を上げないうちに戦争に負けたので、植民地経営は赤字だった。歴史的に
みても、植民地から巨富を得たのはイギリスぐらいで、ほとんどの植民地経営は軍事的にも
経済的にも負担になり、国家が衰退する原因になった。
いまだに「植民地=侵略=搾取」という連想が強いのは、レーニンの時代の帝国主義論が
人々の固定観念になっているためだろう。日本に対するルサンチマンのない台湾では、
韓国のような騒ぎは起こらない。むしろ日本は、インフラ建設という面では韓国に感謝されても
いいのである。
慰安婦騒動という「たかり」
2011年12月14日23時36分
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