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韓国海洋警察隊員が不法操業の中国漁船員に刺殺された事件で、ソウルの中国大使館前では14日、前日に引き続き
数百人規模の反中デモが行われた。
大使館前に集まったデモ参加者は、反中スローガンを叫び、中国の国旗を破いたり、国旗に卵を投げつけるなどして抗議。
なかには、中国の胡錦濤国家主席の肖像画にスプレーで×印を書き、肖像画をナイフで切り裂く人も見られた。
デモに参加したPark Sang-hakさんは、「不法操業の中国漁船は1万隻を超えると聞いているが、中国政府はこの問題を
無視している。中国政府が断固とした措置を取れば、明日からこのような漁船はいなくなるはずだ」と訴えた。
一方、中国外務省の劉為民報道局参事官は同日、「中国はすでに遺憾の意を表明している。両国の努力によって、この事件
が中韓関係に影響しないことを望む」とした上で、「中国はこの事件を重要視しており、韓国と密接に連携している」と述べた。
また劉氏は、北京の韓国大使館に金属製の玉が撃ち込まれた事件について、「銃撃によるものではない。中国は警官を増員
してパトロールさせるなど、韓国大使館保護の対策をすでに講じている」と語った。
今回の事件を受け、北京市民からは「一方的な話しか伝わってこない。何がどう起こったのか調べるべきだ」「両国政府は事件に
ついて、適切な形で協議する必要がある。隣国同士なのだから、良好な関係は維持すべきだ」などの声が聞かれた。
ソース(ロイター) ※ソース元に写真あり
URLリンク(jp.reuters.com)