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熊本県宇城市三角「海のピラミッド」不法占拠問題
熊本県宇城(うき)市三角の海のピラミッドは税金の無駄遣い、無駄な公共事業の典型である。
海のピラミッドは三角港のフェリーターミナルで、熊本県が所有者で、宇城市が利用管理権者である。
海のピラミッドは高さ25mの円錐形の巻貝のような形をした建物である。
ユニークな外観であるが、居住性を無視した意匠先行の建物であり、使い勝手が悪い無用の建築である。
三角形のデザインのために天井も無用に高くなり、暖房効率も悪い。
海のピラミッドは「コンクリートから人へ」に逆行するバブル経済、ハコモノ行政、土建政治の遺物である。
阿曽田清・前市長時代に使い道のない「海のピラミッド」の管理を私人に依頼し、クラブとして使われるようになった。
2009年2月の宇城市長選挙で新人の篠崎鐵男氏が現職の阿曽田氏(公明推薦)を破って当選した。
篠崎氏は公共施設建設を「税金の無駄遣い」と批判して支持を集めた。
確定得票数は篠崎氏21857票、阿曽田氏16200票で、篠崎氏の圧勝である。
宇城市は2005年1月15日に宇土郡三角町・不知火町と下益城郡松橋町・小川町・豊野町の5町が合併して誕生した市である。
新市になってから庁舎新館など大型施設を建設するなど、突出したハコモノ行政が批判され、それが篠崎氏圧勝の要因となった。
海のピラミッドについても篠崎市長の下で地域活性化の話し合いがもたれ、利用実態が精査された。
その結果、「海のピラミッド」が地域活性化に貢献していない実態が明らかになった。
クラブが「海のピラミッド」を使うのは土日が中心で、平日はほとんど利用していない。
それにもかかわらず、DJブースなどの機材が常時置かれて占有されている。
また、イベント準備作業と称して申請日時以外の使用も行われており、一般の利用を妨げている。
マーキングなど「許可を得てない改造」がなされていることも明らかになった。
これらの点については熊本県も問題視し、宇城市を指導している。
ところが、クラブ側は市の退去通告に抵抗する。
不法占拠者を速やかに強制排除しよう。
不法占拠者排除で明るい宇城市を取り戻そう。