12/02/12 20:02:14.70 vlbj9mBA
>>494
そういやあの頃は環境音楽って言葉があって、まさにウィンダムヒルがまずそれを体現する音楽として指されていたね
で、アッカーマンもそうだし、他のミュージシャンも、今でいうエコロジー、ロハス的な信条を持ち、それに則った生活スタイルをしている人が多かった
そこは恐らくECMのミュージシャン達とは違う点だろうし、もちろん、イーノなどロック方面でアンビエントをやっている人とも、ミニマル音楽の人とも現代音楽の人とも異なる側面だと思う
で、自分たちはジャズではない、と表明していたのは、そういった単なる音楽的なスタイルに限定されたものではなく、(彼らにとっては)もっと大きな意味でのスタイル、
つまり生活思想とその実践、ひっくるめて新しいヒーリングミュージックをやっているという意識があったからじゃないかと推測するんだけど
そしてだからこそ、そこにスピリチュアルなものが見受けられると思うんだけどね
ECMでもそうだけど、ウィンダムヒルではさらにもっと、ジャズ的なリズム、楽器編成、ハーモニー、文脈からは解放され無縁なものも多かったし