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○大出嘉之さんの殺害されるまでの23日間（一部推測）
・2009年7月13日、婚活サイトで佳苗と知り合う
・その２日後、大出さんの住む東京都千代田区のJR神田駅近くで佳苗と会う
（以後、佳苗から結婚を餌にしたメール攻勢があり、金の要求とセックスの誘いを受ける）
・2009年7月23日、佳苗と初めてセックスをする（避妊具なし）
・その翌日、銀行から470万円をおろしJR山手線の駅構内で佳苗に渡す
・その晩、佳苗からの謝意のメールに対し「自分はもう自分だけの自分ではない」とメー
ルで返答する（以後、佳苗とは新居の話で盛り上がる）
・2009年8月5日の午後7時頃、佳苗の家族に会うためと2泊3日の婚前旅行に行くため
にレンタカーを借りる（車を佳苗のベンツではなくレンタカーにしたのは佳苗の指示）
・佳苗の家族に渡すお土産を持ち、東京都板橋区内の佳苗のマンションに行くが、睡眠薬
入りのシチューを食べさせられる
・意識がもうろうとしている間にレンタカーの後部座席に乗せられ、助手席の練炭とコン
ロと共に佳苗の運転で埼玉県富士見市の川越街道沿いの殺害現場に連れていかれる
・佳苗はコンロの練炭に着火した後、車を施錠し、現場近くのラドンセンターからタクシ
ーに乗り、東京都板橋区内の佳苗のマンションに戻る
・翌日の6日早朝、遺体で発見される
○佳苗の言い分
・大出さんからは現金ではなく、借用書をもらった
・「新居」とは2人の住まいではなく、（佳苗が開きたいと思っていた）料理学校のこと
・8月5日は大出さんに別れ話を切り出したが、キャンプに行きたいと練炭を欲しがり、
最後の思い出にとドライブに誘われた
・大出さんは失意でぐったりしていたので、私が車を運転して川越街道を走っていたが、
そろそろ帰りたいと伝えると、適当に入った駐車場で車を止めさせ、「タクシーで帰りな
さい」と1万円をくれた