12/09/15 02:19:35.36
これらの方法は、短時間で集中して行わなければなりません。集中力が大切です。
実技以外(ソルフェージュ等)についての補助教材にパウル・ヒンデミット著「音楽家の基礎練習」を利用すると大変良い。
使い方は、先ずは基本的な課題のみを行ってください。初見で上手く行かないのなら、練習をしてでも良いので、
正確さの上で完璧にできるようにしましょう。 その際、テンポが一定で決してブレないこと。
音楽芸術は確かに自由度が高く個別性が重要ですが、それを発揮させるためには、自らを律し自らを正確にスピーディーに
コントロールする能力やスキルが必須であることは解ると思います。そのための訓練と思ってください。
言語に障害や困難があってば、キャスターやアナウンサー司会者などにはなれない・認められないのと同じことなのです。
さて、その練習の際の注意です。自分にとり完璧・正確に、間違いやつっかかかえが無いような無理の無いテンポでも、
一定のテンポ正確なテンポならよいのです。
たとえ、普通の人のテンポより恐ろしく遅いテンポでしか行えないとしても、構わないのです。
ソルフェにおいてはメカのような正確さが最重要ですし、遅いとしても正確に行えるようにあれば、
今のあなたよりはずっと良くなれるからです。
正確に行えた上で、段々と速くしていけばよいのです。この活動を通じ、初見ができる能力・脳に変わっていくものだからです。
初見も自然に行えるようになってきます。悲観的にならず、安心して取り組んでください。
一般の人より恐ろしく進度が遅くても構わないのです。
根気良く行えば、差は詰められ、いつまでも差があるということは滅多にないことです。
書き取り出題(聴音)