【音楽】「オーケー!」「カモーン!」の連発…洋楽に憧れ、外タレのように振る舞おうとしてた80年代の日本ロック界★3at MNEWSPLUS
【音楽】「オーケー!」「カモーン!」の連発…洋楽に憧れ、外タレのように振る舞おうとしてた80年代の日本ロック界★3 - 暇つぶし2ch1: ◆YKPE.6U.2. @ゆきぺφ ★
13/10/19 21:06:11.79 0
Real Sound
URLリンク(realsound.jp)

 映画『ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987』を見た。

 当サイトのレビューで小野島大氏が書くように、なるほど、すさまじい映画である。屋根もないステージで
ずぶ濡れになるミュージシャンと傘一本で立ち尽くす観客の姿は、フェスに馴染んだ現在の音楽ファンにとって
信じがたい光景に思えるだろう。当時の集中豪雨、その十年後にあたる97年の第一回フジロックの台風などを教訓に
しながら、今日のフェスの快適性と安全性は確立されていったのだ。

 同じくらい信じがたいもの、そして歴史と共に消えていったものがある。アーティストの英語MCだ。豪雨に打たれ
続ける7万2000人を相手に「オーライ!」「カモーン!」「オーケー!」を連発するシンガーのなんと多いことか。
気力も体力も何もかもまったくオールライトじゃない状況だろうに、一曲歌い終われば「オーライッ!」。次の曲を
紹介する時は「オーケー、カモーン!」。もちろん「負けるなよ」などと精一杯の励ましを口にするシーンは各人に
あるが、やっぱり最後は「オーライ!」だ。もはや意味など感じられない。もう条件反射というか、それ以外は
ありえないという感じで英語のMCが飛び交っている。それが1987年のロック・コンサートだ。

 印象的なのは白井貴子のステージだ。ギターの音が出なくなるシーンで彼女は困惑気味に言う。「ソーリー、ギターが
いかれちまったよ」。あらためて書くと、当時の白井は決してワルぶった不良性が売りではなく、特別トンがった
センスをアピールしていたわけでもない。あくまで普通のボーカリスト。ポップス/ニューミュージック好きの人間から
見れば多少ロック寄りに聴こえる、という程度のポジションだ。その彼女でさえ「ソーリー」で「いかれちまった」
である。なんだこれ。はっきり言って変だろう。

>>2に続く)

※前スレ(★1の立った日時2013/10/19(土) 15:36:49.98
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