13/09/26 18:32:57.10 +UaCfGGE0
スタッフは、更に楽器の音を落としました。
しかし、それでも音が大きく感じたある人はキレてしまい。
側にあった紙コップに入ったコーヒーを、ジャバジャバとミキサーにかけました。
当然、ミキサーは壊れました。
高価なミキサーは、それでパーになりました。
そこですでにコンサートの時刻が迫っていたため、現場は大変なことになりました。
コーヒーで高価なミキサーを昇天させた当の本人は、怒ったまま楽屋へと引っ込んでしまいました。
マネージャーやプロデューサーは慌てましたが、とにかく、新しいミキサーをスタジオまで取りにいかせることになりました。
しかし、東京の首都高を使ったとしても渋滞に巻き込まれれば、とても本番に間に合いません。
そこで、凄く重たいミキサーをバイク2人乗りで抱えて、飛ばせるだけ飛ばしてなんとか持ってこようということになりました。
でも、そうやったところで、開始時間にはとても間に合いそうにありませんでした。
天地をひっくり返したような騒ぎに、コーヒーをぶちまけた人も少し焦ったのか、
「私が悪いんじゃない」
と更にキレて騒ぎ出しました。
そして、ミキサーが会場に届けられたとしても、コンサートはしないとゴネ始めました。
それに困ったプロデューサーとマネージャーがどうやったらステージに立ってくれるのか尋ねたところ、コーヒーを振り撒いた乙女は、
「この騒動を起こした本人をここに連れてきて謝らせて(お前やろ)」
と言ったので、楽器の音をグイグイ落として、ちゃんと歌手のお方の声を一番聞こえるようにしなかった音響スタッフが、楽屋までやってきて土下座をしたのでした。