13/09/22 08:18:34.70 0
(長文のため抜粋してます。全文はこちらで)
URLリンク(realsound.jp)
―若手アーティストからプロデュースの依頼があったとき、それを引き受ける基準はどこにありますか?
石田:金額のことは、正直どっちでもいいところはあります。それよりも、今のサウンドを鳴らしている若者と
リアルタイムで触れ合うということが、プロデューサーとして何よりの刺激になるんです。ただ、最近は
ちょっと「それだけではしんどいな」と思っています。
―「しんどい」と言いますと?
石田:つまり、音楽作品を作るということは、やる気や根性だけではできない。演奏なり歌唱なりに関して、
ある程度は理論に基づいた方法論があります。それを「こうやるんだ」と教えても、できない子がいる。当然、
できるまでやらなければいけないのですが、そうすると時間がかかってしまいます。「この金額で、
これだけの曲数を録ってください」と、一生懸命に集めてきたお金について、「時間がかかったから増額な」
とは言えない。そうして、そもそも安い金額で請けている仕事の量だけがどんどん増えて、ほかの仕事が犠牲に
なる……ということが続いて。結局、試されるのは男気だけという状況です(笑)。
―若者の基礎的なスキルについては、どんな変化が見られますか?
石田:二極化している気がします。例えばボーカロイドのように、必ずしもそれで「一発当てよう」と思わない
多くの人たちがいろいろなものをシェアしながら、どんどん文化を広げているという状況がある。そこには、
宅録でやっている人たちの技術的なスタンダードがどんどん上がっているという背景があると思います。
デジタルオーディオレコーディングのツールもどんどん安くなっているし、使い方も上手くなっている。一人が
いいものを作ると真似し合って、その連鎖が水準を上げていく―特にダンスミュージックやエレクトロニカの
分野では、若者の力はすごく伸びていると思います。
(>>2に続く)
※前スレ(★1の立った日時2013/09/20(金) 14:04:09.83
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