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(>>1からの続きです)
中でも最もページを割いたのは、やはりうつ病を患っていたころについてだ。
丸岡は東日本大震災発生翌日の2011年3月12日から被災地の現場で
リポートしたが、悲惨な現実を目の当たりし、これが引き金となって心のバランスを崩した。
2011年8月いっぱいで休業し、徳島県の実家に
身を寄せたが、「人の不幸を報道してきたことの報いで
苦しんでいる」と思い、死ぬことばかり考えるようになったという。
最終的には母親にヒ素を盛られたと勝手に思い込むまで
症状が悪化し、強制入院させられたことも激白している。
うつ病の取材をした経験から、認知行動療法で治そうとして
治療薬を飲まなかったことが、あだになった。入院後、治療薬を
飲むようになり、症状は劇的に改善されたという。
闘病中から常に心の支えとなった有村とゴールイン。
「うつにならなかったら、いまだに結婚もせず報道の世界に
どっぷりだったと思う。それはそれでぞっとする」と振り返った丸岡。
7月からは夫と同じホリプロ所属となり、「『丸岡いずみ第一章』が
できたと思います」と著書を区切りに、新たな一歩を踏み出した。(了)