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(>>1からの続きです)
また塩屋さんが監督を務めた『種まく旅人~みのりの茶~』に主演した
陣内は、最後に会った際にも、塩屋さんが次回作の構想を練っていたと述懐。
「『種まく旅人』の次は、どうしても相馬市で撮りたいとおっしゃっていました。
被災地に問題意識を持って、現場に入って映像も撮っていて。
僕を主演に考えてくれていました」と語ると、志半ばで亡くなった
塩屋さんを思ってか、目をうるませていた。
昨年、舞台「HIKOBAE」の米NY公演で共演した
大和田伸也(65)も「彼の頑張る姿に励まされた」と
故人との別れを惜しんだ。
塩屋さんは1956年大分県生まれ。1980年にテレビドラマ
「離婚ともだち」で俳優としてデビューし、NHK連続テレビ小説
「おしん」、映画『釣りバカ日誌』シリーズなどで活躍。
監督としては『6週間 プライヴェートモーメント』
『ビートキッズ』『種まく旅人~みのりの茶~』などを手掛けた。
1994年には塩屋俊アクターズクリニック(現「アクターズクリニック」)を設立し、
後進の育成にも努めた。(了)(中村好伸)