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「すでに捜査当局にはXの薬物情報が複数寄せられている。最初に入ってきたのは、
今から10年ほど前になるのではないか。そのときはまだ中毒といえるほど深刻ではなかったが、
最近のXは本当にヤバイ…現在、当局は慎重に内偵を進めている状況。
証拠が固まり次第、逮捕に動く方針です」
さらに深刻なのは、ある反社会的組織までもが、Xの薬物使用の動かぬ証拠を
握ってしまったといわれることだ。水面下ではこれをエサに脅されるという最悪の展開となっている。
「その組織が握ったのは、実際にXが薬物を使用している映像だよ。盗撮かどうかは
わからないが、Xが部屋でクスリを吸引しているシーンを収めているそうだ。
これが闇社会に流出しているんですよ。そしてXは脅されているという話だよ」(事情通)
まさに表からも裏からも追い込まれている絶体絶命の危機。しかし、現在のXには、それに
立ち向かうだけの余力はない。体調不良と言えば聞こえはいいが、重度の薬物依存症だからだ。
絶対匿名を条件に、ある芸能プロ関係者が明かした。
「Xの悲劇は何も反社会的勢力に脅されているからではありません。
中毒がシャレにならないんです。もう精神にも異常をきたし始めている。
音楽活動どころじゃない。更生保護施設に入るしかないだろう」
逮捕されるか、反社会的勢力の餌食になるか、施設に入るのか…。いずれの選択肢も、
Xにとってみれば悪夢に違いない。本紙がキャッチしたところによると、すでにいくつかのメディアの
薬物事案に詳しい担当記者が、この大スキャンダルを追いかけている。
明るみに出るのは時間の問題かもしれない。