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米大リーグ機構（ＭＬＢ）のセリグ・コミッショナーは１６日、
東京が開催地に立候補している２０２０年夏季五輪で野球が復活した場合でも、
メジャーリーガーを派遣しない方針を示した。
セリグ氏は「五輪に野球を復活させるのはいい考えだし、協力したい」としながらも、
「大リーグの選手たちが８月中旬から、３週間半もチームを離れることは考えられない。
（大リーガーの参加は）不可能だ」などと語った。
０８年北京大会を最後に実施競技から外れた野球は、ソフトボールと統一団体を設立し、
７イニング制を打ち出すなど、五輪競技への復活をアピール。
国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）は２０年大会で実施する競技の追加枠を一つとし、
５月末の理事会で、「レスリング」「スカッシュ」「野球・ソフトボール」をその候補に選出。
９月のＩＯＣ総会でその競技を選ぶことにしている。
セリグ氏の発言は、ＩＯＣ総会の決定にも影響を与えそうだ。
ソース：読売新聞（2013年7月17日16時14分）
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