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ブラジル北東部ピオドセで、サッカーの試合での退場処分をきっかけに、
抗議を受けた審判が選手を刺殺し、その審判も観客に殺害される事件があった。
地元警察によると、アマチュアチームが6月30日に行った試合中、退場処分を
受けたジョセニール・アブレウさん(30)が、審判のオタビオ・ダシルバ容疑者(20)を
蹴った。これに腹を立てたダシルバ容疑者が、隠し持っていたナイフで胸を刺し、
アブレウさんは間もなく死亡した。
一方、ダシルバ容疑者の行動に怒った観客らがダシルバ容疑者を縛り上げ、
殴ったり石を投げつけたりして殺害したという。
警察は、観客が携帯電話で撮影した映像などから、ダシルバ容疑者を殺害した
男3人を特定、うち1人は逮捕されたが、2人は逃走中だという。
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