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6月29日に放送された『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)の平均視聴率が
11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが分かった。
同番組は2004年に深夜枠でスタート。
07年6月の第10回からはゴールデンに昇格し、今回で24回目の放送となっていた。
「ゴールデンに昇格した途端コケる深夜番組が多い中、『すべらない』は昇格後も
15%以上を維持していました。また、フリートークをするだけというシンプルなパッケージ
には業界内にファンも多く、評価の高い番組です」(テレビ誌記者)
だが、ここ数回の放送では15%を割り込むことも多く、29日放送分の11.5%は過去最低の記録。
いよいよ“神話崩壊”の時も近そうだが、その原因はなんなのだろうか?
「1回目から全回出演している松本、千原ジュニア、宮川大輔の3人をはじめとして、
出演回数がかさんできたメンバーが目に見えて消耗してきています。
要するに、ネタ切れ状態になっている。また、『すべらない話』というストレートなコンセプトは、
番組初期には出演者に適度な緊張感を与えていましたが、今では、実際にはすべっているのに
『すべらない話』として扱わなければいけないという“縛り”になってしまっている。
これでは視聴者との温度差は広がるばかりですよ」(同)
確かに、笑うタイミングを逃した松本が、苦し紛れに「すべらんなぁ~」とつぶやく回数が増えて
きたような……。
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