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サッカー日本代表主将の長谷部誠(29=ボルフスブルク)が27日、
宮城県南三陸町のあさひ幼稚園を訪れ、園児と交流を深めた。
東日本大震災による津波で流失した園舎の再建を、同選手が支援した縁がある。
日本ユニセフ協会を通じ、自身の著書の印税など総額1億1700万円を寄付した。
訪問は今回が3度目で、新園舎が完成した昨年7月以降では初めて。
「本を買ってくださった皆さんの思いも合わさってできたかと思うと感慨深い」と話し、
津波の塩害のために伐採された杉で造られた園舎を見上げた。
3~6歳の園児53人と七夕の笹飾りづくりや、記念の苗木の植樹などで触れ合った。
元気な声と笑顔に刺激を受け「自分が逆に元気をもらって子どもたちに感謝。
1年後のワールドカップで結果が出るようにと、あらためて思いが強くなった」と力強く話した。
ソース:スポニチ Sponichi Annex
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