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ソウル江南警察署は9日、無免許で飲酒運転をし、接触事故を起こした後、現場から
逃走したとして、プロ野球ネクセン・ヒーローズのキム・ミンウ内野手（34）を
立件し、捜査を行っている、と発表した。
警察によると、キム内野手は9日午前5時ごろ、ソウル市江南区ノンヒョン洞の
ヒルトップ・ホテル前で、自ら所有するアウディをバックさせたところ、
後ろを走っていたタクシーにぶつかり、その場でタクシー運転手と示談しようと
したが、うまくいかなかったため、車を捨てて逃走したという。
なお、事故は軽い接触にとどまったため、大きな被害はなかった。
警察はこの日午後1時30分ごろ、ネクセンの本拠地であるソウル市の木洞球場で
キム内野手と接触し、事情聴取を行った。
キム内野手の血中アルコール濃度は0.056%だったが、時間の経過を考慮し、
事故が起こった時点では0.119%だったと推定した。
これは免許取り消し（0.1%以上）に相当する数値だ。
警察の関係者によると、キム内野手は「泥酔していたためひとまずホテルに入って
休んだだけで、逃げたわけではない」と供述したという。
キム内野手は昨年8月1日、飲酒運転をして摘発され、免許取り消し1年の処分を
受けていた。当時の血中アルコール濃度は免許取り消しの基準値を超える
0.121%だった。
キム内野手は警察の調べに対し「当分の間試合に出場できないことになったため、
知人たちと集まっていた。自宅で運転代行業者を呼び、約束の場所に向かい、
会が終わった後業者を呼んだが、なかなか来なかったため、自ら運転した」と
供述したという。警察はキム内野手に対し、飲酒運転と無免許運転、事故後に処置を
怠った容疑を適用する方針だ。
一方、キム内野手が所属するネクセンはこの日、キム内野手に対し、
30試合の出場停止と罰金1000万ウォン（約88万円）の納付を命じた。
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キム・ミンウ内野手
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