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「初登場の興行成績ランキングは9位で、巻き返しが期待された2週目も低空飛行のまま。一方、同日に封切りした
前田敦子主演の『クロユリ団地』は首位をキープした。ほぼ同じ上映規模で注目されましたが、興行収入は
ダブルスコア以上の大差がついています」(映画関係者)
NHK朝ドラ「あまちゃん」の脚本を手がけ、全国区で名前が知れ渡ったクドカンこと宮藤官九郎(42)。
今月18日から4年ぶり3作目の監督作品「中学生円山」が公開中だが、客足が伸びず、苦戦のスタートとなっている。
エロい妄想でいっぱいの中2男子と謎のシングルファーザーを中心に、団地での殺人事件を描いていく作品。
下ネタに韓流ブームや認知症といった社会的事象を織り交ぜ、風刺を利かせたクドカン流のユーモアが盛りだくさん。
主演のシングルファーザーはSMAPの草なぎ剛で、坂井真紀や仲村トオルらに加え、クドカンが所属する劇団
「大人計画」のお馴染みの面々が脇を固める。
<思いが空回り>
監督本人や主演の草なぎ、共演者がメディアに登場し、バンバン宣伝も打った。テレビは17番組以上、
紙媒体は30以上の露出。それがなぜ、これほどウケが悪いのか。映画ジャーナリストの大高宏雄氏が言う。
「エロ、アクション、サスペンスと何でもかんでも欲張って詰め込んだものの、うまく消化されておらず、
監督の思いが空回りしているように感じます。その象徴が、中2の青年が自分でチンチンをなめたいという妄想。
草なぎでジャニーズファンの女性客も取り込もうとした作品では、受け入れにくい描写です。NHKの朝ドラの
脚本ともなれば、制約も多いでしょう。その不満や鬱憤が爆発したのかと、お察しします。前作の『少年
メリケンサック』は本当にバカバカしいブラックユーモアがふんだんに盛り込まれ、興収も良かった。一風
変わった娯楽映画を作れる監督。今後に期待しています」
まだまだあまちゃん、か。
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