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世界各地に住む日本人にスポットを当てたテレビ番組が増えている。
昨年１０月開始のテレビ東京系の番組を皮切りに、今年４月からテレビ朝日系
「世界の村で発見！こんなところに日本人」など２番組が相次ぎスタート。
同番組を手がける朝日放送の西尾理志チーフプロデューサーは
「非日常の世界を映像で垣間見るというテレビの楽しさの王道を
行っているからでは」と人気の背景を分析する。
「世界の村で発見！」は平成２０年、不定期放送で開始。
好評で今年４月から毎週放送になった。芸能人が世界各地の
珍しい場所で暮らす日本人を訪ねる番組で、出演者が苦労してたどり着くまでの
バラエティー要素と、日本人に半生を語ってもらうドキュメンタリー要素を兼ね備えている。
「海外に住む日本人」がテーマの番組は、この１年間で３本誕生。
テレビ東京系では昨年１０月、「世界ナゼそこに？日本人～知られざる
波瀾万丈（はらんばんじょう）伝～」が、ＴＢＳ系でも今年４月に
「世界の日本人妻は見た！」がスタートした。
カメラの性能向上などで海外取材の人件費が安くなったことも影響しているが、
西尾さんは同種番組が増えた理由に「分かりやすさ」を挙げる。
「海外の珍しい風景を見てびっくり、話を聞いてみてびっくり。
苦労話に共感し、別れでジンときて…。家族で安心してみられる」
また、最近の視聴者は「サッカーなどを通じて『日本代表』に
親しみを持っている」とし、「海外に住む日本人のことを
『アウェーの環境で頑張る日本人』として、
応援したくなるのでは」と話している。（本間英士）
ソース：MSN産経ニュース
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)
画像：「世界の村で発見！こんなところに日本人」で、アフリカ・ナミビアを訪れた
タレントの千原せいじさん（中央）
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