13/05/14 10:55:18.91 0
>>1からの続き
例えば、私たちの契約選手である槙野智章が2011年1月にサンフレッチェ広島からケルンに移籍しました。
1年半後、当社としては不本意でしたが彼は日本に帰ることになり、ケルンから浦和レッズに期限付き
移籍することになった。
実はそのとき、広島にも声を掛けたんです。それが筋だと思ったから。そこで広島に「今は獲得できない」
と言われたから、浦和に加入した。
その1年後、浦和が「完全移籍で獲得したい」と申し出てくれたときも、広島に伝えています。それで広島が
「うちは獲得しない」と言ったから、浦和との交渉の席に着いたんです。
広島のサポーターからしたら、「なんで帰ってこないんだ」「この裏切り者」といった思いがあるかも
しれません。でも、実はそういう背景がある。
また、こんな例もあります。私たちの契約選手で、ガンバ大阪のジュニアからの生え抜きだった安田晃大
(現・東京ヴェルディ)がプロ4年目の11年にギラヴァンツ北九州に移籍しました。
このとき、期限付き移籍ではなく、いきなり完全移籍だったので、疑問に思ったサポーターもいたそうです。
これは本人の意向なのか、それとも代理人の意向なのか、と。
実はこのとき、安田晃大はガンバ大阪からゼロ円提示を受けていた。でも、クラブはそれを公表せず、
移籍が決まったことだけを発表したんです。
(さらに続く)