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なぜ槙野智章は広島に戻らなかったのか? 代理人が語る移籍市場の見方 5月14日(火)6時45分配信
■双方にとって良かった梶山の移籍
選手が「少しでも高いレベルに身を置いて成長したい」と思うなら、私たち代理人はそれが実現するように、
全力でサポートしたい。
今年の1月には、FC東京の梶山陽平をパナシナイコスに期限付き移籍しました。梶山は以前からずっと海外での
プレーを希望していたけれど、なかなか実現できなかった。それはもう、私たちの力不足なんだけど、
クラブは本人の意向をずっと理解してくれていたんです。
それで今年になって、ようやく実現したんだけど、FC東京も準備をしていたから、梶山を送り出すと同時に、
大宮アルディージャから東慶悟を獲得しています。
梶山としては長年の希望が叶い、FC東京としても世代交代を促せたわけで、双方にとって良い移籍だったんじゃ
ないかと思います。もちろん、梶山にとっては、戻ってきても居場所がないかもしれないけど、本人もそれを
承知でチャレンジしている。
FC東京のサポーターも成熟しているから、クラブのアカデミー出身者で背番号10の選手が出て行くことに、
理解を示してくれたように感じます。
このように、選手が海外移籍を希望している場合は、早い段階でクラブに伝えるべきだと思っています。
2001年に稲本潤一(現・川崎フロンターレ)がガンバ大阪からアーセナルに移籍したときも、私たちは
事前に伝えていました。だから、ガンバ大阪は遠藤保仁を獲得できたんです。
■波紋を呼んだ槙野智章と安田晃大のケース
サポーターが内情を知らないために、不満を募らせるケースもあります。
続きは>>2-10あたりに
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